アヴリル・ラヴィーンが結婚、純白のウェディングドレス姿に。

2006/07/18 18:47 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


2年前に交際を始め、昨年6月に婚約したアヴリル・ラヴィーンとSUM 41のデリック・ウィブリー。「結婚まで秒読み」とされながら婚約破棄が横行する海外の芸能界、密かに破談になることを望んでいた男性ファンも多いのではないだろうか。しかし、そんな思いもむなしく、18日についに結婚式を挙げたのだ。カナダから世界を席巻したパンク・ガールと、同じくカナダを代表するパンク・バンドのフロントマンであるデリックの結婚式なだけに、さぞかしパンキッシュなものになるのかと思いきや、アヴリルが純白のウェディングドレスに身を包み、メンデルスゾーンの「結婚行進曲」に合わせてヴァージンロードを歩くという古風な挙式となったようなのだ。

挙式は、カリフォルニア州モンテシートの私有地で無宗派式で行われた。テーマはオール・ホワイトで、世界的なドレス・デザイナーのヴェラ・ワンによる純白のウェディングドレスに身を包み白いバラのブーケを手にしたアヴリルは、父親に付き添われながらヴァージンロードを歩き、デリックとともに白いバラで埋め尽くされた台上で結婚を誓ったのだそう。うーん、およそ世界的なパンク・カップルとは思えないほど古風な式。このギャップにはちょっと驚いたのだ。お父さんを喜ばせたかったのかな。デリックの付添人は同じバンドのドラマー、スティーヴ・ジョクスが務めている。参列者のほとんどが家族や友人だったものの、挙式の様子をカメラに収めようと旋回するヘリコプターの音が響いていたのだそう。迷惑だなあ。

続くオール・レッド&セミ・ゴシックをテーマにした披露宴では、ジャズ・バンドが演奏するなかカクテルが振る舞われた後、米国のパンク・バンド、グー・グー・ドールズの曲に合わせて2人で踊りを披露したのだとか。アヴリルのプロデューサーであるブッチ・ウォーカーも数曲演奏したようで、なかなかレアな催し物が用意されたパーティーだったようなのだ。

互いに世界中からライブの招致やフェスに引っ張りだこのアヴリルとデリック。忙しいスケジュールのなかでも、しっかりと愛をはぐくんでいたようなのだ。MTVに掲載されている写真では、アヴリルに顔を寄せられてでれでれのデリックが拝めるのだ。それにしても、アヴリルの顔は小さいなあ。すでに自宅にはベビールームを設置したそうで、いつパンク・ベイビーが生まれるのかも気になるところ。まあ、何はともあれこの世界的なパンク・カップルを祝福したいのだ。いつまでもお幸せに。

さて、今後の2人の活動なのだけれど、アヴリルは8月5日に公開されるアニメ映画「森のリトル・ギャング」(ティム・ジョンソン、カレイ・カークパトリック監督)で声の出演をしているほか、03年以来のオリジナル・アルバムがすでに半分が完成しているのだとか。ブッチ・ウォーカーによると「すごく楽しくて、クレイジーで、クール、かなりロック」(MTVより)だそうで、前作を超えるものを期待してしまうのだ。

一方、デリックのほうもニュー・アルバムを制作中。完成後にはこれまでにない長期ツアーを計画しているのだそう。しかし、SUM 41は5月にギタリストのデイヴ・バクシュが脱退しており、後任がまだ決まっていない状態(アヴリルが加入するという噂もあった)。新たなギタリストが誰になるのか、はたまたサポート・ギタリストを連れて長期ツアーを行うのか、興味深いのだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.