NTTドコモ、FOMA「7シリーズNew Models」6機種を発表。

2006/07/05 04:12 Written by コ○助

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今年は夏モデルとして、すでに「902iS」シリーズ5機種、「902i」シリーズの企画端末3機種、「702i」シリーズ2機種を発表しているNTTドコモ。すでにそれだけでも豊富なラインアップと言えるなりが、さらに他社に大きな差をつけるべく、4日に「702iS」シリーズを中心とした6機種が新たに発表されたなりよ。この6機種の正確な発売日はまだアナウンスされていないなりが、計16機種という充実のラインアップで、番号ポータビリティ制度スタート前の山となる夏商戦を戦うことになるなりね。

それでは、発表された端末を順に見ておくことにするなり。

[D702iF(三菱電機製)]
・ショップオーナー兼デザイナーの幾田桃子氏とのコラボ端末。
・型番の「F」は「ファッション」の意味。
・女性による、女性のための、女性専用FOMA。
・宝石の美しさを引き出すカット法「マーキスカット」に由来する柔らかな曲線。
・2.0インチ、262,144色表示対応のTFT液晶を搭載。
・130万画素のCMOSカメラを搭載。
・サイドキーを押すとメロディが鳴る「ほっとメロディ」機能を搭載。
・女性のために考えられたiアプリを搭載。
・フルブラウザを搭載。
・着もじ、電話帳お預かりサービスに対応。
・外部メモリやiモードFeliCa、プッシュトークには非対応。
・本体色はホワイト・サンド、グリーン・エア、コーラル・コーラル、ライラック・ミラージュの4色。

「D702iF」はこれまでの端末とはひと味違うデザインの「女性専用端末」。徹底的に女性が使いやすい端末を目指し、普通の端末には搭載されないような「ほっとメロディ」機能など、女性デザイナーならではの発想で作られた端末なりよ。ちなみにこの機能、NTTドコモは「サイドキーを押すとあらかじめ設定したメロディが鳴り、まるで着信したかのようなカモフラージュが可能で、必要なときに安心感を与える、女性の心理を考慮した機能」と説明しているなり。

[P702iD(パナソニック・モバイルコミュニケーションズ製)]
・グラフィックデザイナーの佐藤卓氏とのコラボ端末。
・すでに発売している「P701iD」のデザインを継承。
・本体内部から透けて光るイルミネーション「ヒカリドロップス」を搭載。
・今シリーズでは初の着うたフル対応。
・2.2インチ、約26,2144色表示対応のTFT液晶を搭載。
・130万画素のCMOSカメラ搭載。
・SD-Audioの再生に対応。
・通話中の声を分析、通話後に45パターンのFlashアニメとヒカリで気持ちを表現。
・外部メモリはminiSDカード。
・プッシュトーク、着もじ、電話帳お預かりサービスに対応。
・iモードFeliCaには非対応。
・本体色はスクエアホワイト、スクエアブラック、ラウンドコーラル、ラウンドシルバーの4色。

「P702iD」は前モデル「P701iD」からそれほど大きな変更はないなりが、型番と少しばかりの改良を加えて再登場。着もじや電話帳お預かりサービスなどの新しいサービスにも対応しているなりね。

[N702iS(NEC製)]
・デザイナーの佐藤オオキ氏とのコラボ端末。
・端末のイメージは「グラスに入ったドリンク」。
・端末を傾けることでさまざまな機能と連動する「加速度センサー」を内蔵。
・2.2インチ、約26,2144色表示対応のTFT液晶を搭載。
・130万画素のCMOSカメラ搭載。
・泡のようにライトが光る「アクアイルミネーション」を搭載。
・着せ替えパネル「スタイルプラス」に対応。
・外部メモリやiモードFeliCa、プッシュトーク、着もじ、電話帳お預かりサービスには非対応。
・本体色はStrawberry Milk、Mineral Water、Cafe Latteの3色。

「N702iS」は今回発表された「7シリーズNew Models」の中でも異質な端末。「グラスに入ったドリンク」に見立てたという、あまりこれまでの端末にはなかった個性的なコンセプトを持った端末なりね。「加速度センサー」を搭載したことで、端末を傾けることでも各機能の操作ができるほか、端末の傾きに応じて待受画面が液体のゆらぎを表現するという細かいこだわりも。さらに端末を傾けることで電話番号やアドレスが「水音」と共に赤外線通信されたり、端末を振ることで目覚まし時計を停止させたりと、かなり変わった操作ができる端末に仕上がっているなり。

[SH702iS(シャープ製)]
・2.4インチ、約26,2144色表示対応のモバイルASV液晶を搭載。
・130万画素のCMOSカメラ搭載。
・液晶ののぞき見を防止できる「プライベートフィルタ」を採用。
・フルブラウザやブックリーダーを搭載。
・SD-Audioの再生に対応。
・外部メモリはminiSDカード。
・プッシュトーク、着もじ、電話帳お預かりサービスに対応。
・iモードFeliCaには非対応。
・本体色はブルー、ホワイト、オレンジの3色。

「SH702iS」はほかの端末とは異なり、「7シリーズNew Models」の中では最も基本に忠実な端末。機能的には「90x系」シリーズの端末に近く、多機能なのがウリなりよ。

[M702iS(モトローラ製)]
・世界的なヒットを記録している極薄ケータイ「RAZR」をベースにした端末。
・FOMA最薄となる厚さ14.9mm。
・7シリーズ初の国際ローミングサービス「WORLD WING」対応。
・7シリーズ初のBluetooth搭載。
・2.2インチ、約26,2144色表示対応のTFT液晶を搭載。
・130万画素のCMOSカメラを搭載。
・外部メモリはminiSDカード。
・本体色はNeo black、Hot pink、Cool silverの3色。

[M702iG(モトローラ製)]
・世界的なヒットを記録している極薄ケータイ「RAZR」をベースにした端末。
・W-CDMAとGSM(900/1800/1900MHz)、GPRSの各ネットワークの利用が可能。
・7シリーズ初の国際ローミングサービス「WORLD WING」対応。
・7シリーズ初のBluetooth搭載。
・200万画素CMOSカメラ(M702iG)を搭載。
・本体色はボルドーパープル、スパークリングホワイトの2色。

「M702iS」と「M702iG」は、海外の携帯電話が好きな人なら思わずヨダレが出てしまうほど魅力的な、モトローラの極薄ケータイ「RAZR」をベースにした端末。モトローラ製の端末ということで少しクセはありそうなりが、iモードなどもちゃんと使えるし、基本的な部分では使用に迷うことはなさそうなりよ。

今回の「7シリーズNew Models」も個性的な端末が揃ったなりが、ひとつ残念なのはすべての機種でiモードFeliCaの搭載が見送られてしまったこと。「90x系」シリーズとの棲み分けを考えてのことだとは思うなりが、両シリーズの境界線が曖昧だと感じるような端末もいくつかあるだけに、iモードFeliCa搭載端末も発表して欲しかったなりねぇ。

すべての「7シリーズNew Models」が出揃えば、店頭には計16機種の最新機種が並ぶことになる今夏のNTTドコモ。ユーザーの選択肢が広がるのは嬉しいことなりが、さすがにこれだけあると迷ってしまいそうなりね(笑)。

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