日経MJが選ぶ「2006年上期ヒット商品番付」、東西の横綱は?

2006/06/21 13:01 Written by コ○助

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もうすっかりこの時期の恒例となった、日経MJ(日経流通新聞)が選ぶ上半期の「ヒット商品番付」。年末には改めて通年の「ヒット商品番付」が発表されるなりが、その途中経過ともいえる、今年の「上期ヒット商品番付」が21日付の紙面で発表されたなりよ。6月も下旬に差し掛かり、今年も折り返し地点まで来てしまったわけなりが、この半年の世相を振り返るには最適の番付と言えるなりね。

皆さんの思う「ヒット商品」と、日経MJの番付がどの程度マッチしているのかを見比べるだけでも楽しいと思うので、まずは簡単に番付を見ておくことにするなり。

[2006年上期ヒット商品番付(日経MJまとめ)]
【東横綱】脳を鍛えるゲーム
【西横綱】「ダ・ヴィンチ・コード」
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【東大関】キッズケータイ(NTTドコモ)
【西大関】携帯クレジット
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【東関脇】サムライブルー(W杯)
【西関脇】荒川静香の「金芽米」(トーヨーライス)
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【東小結】ヒートポンプ家電
【西小結】軽Car
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【東前頭】ブラビア(ソニー)/表参道/炭酸飲料/モーツァルト/チョコレート効果(明治製菓)/TSUBAKI(資生堂)/ニンテンドーDS Lite(任天堂)/「国家の品格」(藤原正彦著)/男前豆腐(男前豆腐店)/こだわりビール系飲料/えびフィレオ(日本マクドナルド)/スタイリッシュめがね/「オシャレ魔女ラブandベリー」/カーリング娘
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【西前頭】ワンセグ/IKEA/疲れを取る酵素/元気が出る邦画/植物性乳酸菌ラブレ(カゴメ)/冬物衣料(コートなど)/W-ZERO3(ウィルコム)/疾病保障付き住宅ローン/雪国もやし(雪国まいたけ)/カップ地酒/スターフライヤー/ハンパ丈パンツ/KAT-TUN/亀田三兄弟

今年の上半期の「横綱」に番付されたのは脳を鍛えるゲームと「ダ・ヴィンチ・コード」。脳を鍛えるゲームはニンテンドーDSでの盛り上がりをきっかけに、一気に花開き、老若男女を巻き込んだ大きなムーブメントとなったなりよね。「ダ・ヴィンチ・コード」は映画版の盛り上がりだけ見たら「横綱」の番付にはやや懐疑的になりそうなりが、単行本と文庫を合わせて1000万部を超えたという数字だけでも、十分に「横綱」に値すると言えそうなり。

意外なのは「大関」に番付された2つ。子どもが使うことを前提にした携帯電話は確かにヒットしており、NTTドコモのみならず、ほかのキャリアも相次ぎ投入しているなりが、NTTドコモの「キッズケータイ」は販売台数12万台強。一方の携帯クレジットも、利用者は20万人程度と推測されており、いずれも携帯電話の市場規模からすれば、まだまだヒットと呼ぶほど大きなムーブメントにはなっていないような印象を受けるなり。まあ業界的に新しい動きなので、期待を込めての「大関」なのかもしれないなりね。

ほかのところでは、「男前豆腐」がついにヒット商品番付の「東前頭」まで上り詰めてきているのが印象深いなりよ。インターネットで「変な豆腐がある」と話題になってから数年。最近はコンビニにも商品展開し、近い将来にはアメリカにも進出するという、まさに今ノリノリの状態なりからね。一般の認知度も急激に高まっているし、この番付をどこまで駆け上がることができるのか、まだまだ注目したいところなり。

皆さんが感じていた、今年上半期のヒット商品と比べてどうなりか? 

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