アキバの様子を一変させた「ヨドバシakiba」店長に聞く。

2006/06/13 05:24 Written by コ○助

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JR秋葉原駅に隣接する場所に、家電量販店としては国内最大級の店舗面積を誇る「ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba」がオープンしたのは昨年9月のこと。電気街の反対側、それまで秋葉原の中でもあまり良いとはされてこなかった立地ながら、オープン当初から客足が絶えることなく、いまや新しい秋葉原の「顔」になりつつあるなりよね。

コ○助も秋葉原に出向くと、以前はすぐに電気街の方面へと歩を進めていたなりが、最近は最初に「ヨドバシakiba」へと向かうようになってしまったなりよ。秋葉原にあるとはいえ、基本的には「ヨドバシカメラ」。なので新宿やほかの街にある「ヨドバシカメラ」と取り扱い商品に大差があるわけではないなりが、やはり売り場面積が巨大だと何でも揃うような安心感があるし、比較・検討する材料が豊富というのも嬉しいなりよね。また、駅前にあるので、まずは「ヨドバシakiba」での商品価格をチェックしてから電気街に繰り出していくという流れも、いろいろな店で価格を比較する上ではスマートな動きになりつつあるなり。

さて、そんな「ヨドバシakiba」の足達信一店長がデジタルARENAのインタビューに答えているなりよ。まだ少し早いなりが、オープンから1年の節目を前に、これまでの「ヨドバシakiba」の取り組みや今後の展望などについて語っているなりね。

「アキバは変わった、という印象です。私たちのお店と線路を挟んで逆側のエリアにも『ヨドバシカメラ』の紙袋を持った方を見かけると、本当にうれしいですね。それとアキバに女性が多くなったという印象もあります。それも女性一人ではなく、カップルやグループで買い物に来ている人が多くなったなあ、と感じています」
「ほかのヨドバシカメラの店よりも、秋葉原の店は顧客満足度に対する要求が高いと思います。デパートみたいな店をイメージしているお客様が多いのではないでしょうか」
「(売れ筋は)台数ベースでいうとやはりパソコンがトップです。特に15万円前後のノートPCの売れ行きが好調ですね」
「われわれはエンターテイナーだと思っています。これからも家族みんなが楽しめる店作りをしていきたいと考えています。まだまだ期待できる店だと思っています」

そう、「ヨドバシカメラ」がオープンしたことがすべてではないなりが、以前に比べると秋葉原に女性の姿をよく見かけるようになったのは確かなりよ。それも、ごくごく普通の買い物客のような女性がずいぶんと増えたように思うなり。まあ、これは「つくばエクスプレス」の開業によるところも大きいなりが、特に明るくオープンな「ヨドバシカメラ」では女性やカップルの買い物客で溢れかえっているのが印象的な光景なりね。かつての秋葉原とは、ずいぶんと異なる光景なり。

秋葉原に新しい風を吹き込み、わずか1年足らずで秋葉原に欠かすことのできない存在となった「ヨドバシカメラ」。これからの向こう5年、10年でどのように秋葉原の街に溶け込んでいくのか、楽しみなりね。

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