悪魔のお祭り? 2006年6月6日を祝うアメリカの町とは。

2006/06/07 02:23 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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聖書で「獣の数字」として記されてる「666」。悪魔的なものや、アンチ・キリストの象徴する不吉な数字として広く知られています。映画「オーメン」に登場する悪魔の申し子ダミアン少年も6月6日6時に生まれましたっけねぇ。ところで本日アメリカは2006年6月6日。"06/06/06" と表記されるように、これまた6がみっつならんだ日でございます。先の「オーメン」のリメイク版も今日全米公開されるなど、ある意味記念すべき(?)日。

そしてこの日、ミシガン州のとある町では盛大にお祝いがされるとのこと。なぜならその町の名前は "HELL"、「地獄」なのです。なんでも1830年ごろにこの地に最初に済みついたジョージ・リーブスという男性が名付けたとか。彼娘さんが7人もいたそうなんですが、そんなに彼女たちを育て上げるのが「地獄」だったのか……?憶測ですけど(笑)。

今現在このヘルに住む市民はこの名前に眉を潜めているのかと思いきや、冗談みたいな珍しい名前なだけに訪れる観光客が絶えないとかで、町全体の大切な収入源になっているそうなのです。そして1世紀に1度しか来ない「666」の日とくれば、本当に一大イベントに相応しい日。ヘルでは野外ライブや、Tシャツやマグカップなどのプレゼント、「地獄の市長」オーダム・プレンティーさんによるサイン会(爆)、などいろいろと催しを開催する予定だとか。もちろん悪魔崇拝はナシ。あくまでジョークとしてこの日をお祝いするそうです。

ちなみにこの町に続く道に掲げられている "Welcome to Hell" という看板。しょっちゅう盗難に遭ってしまうとかで、それだけがこの町の悩みのタネなんだそうです(笑)。

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