録画しても見ない「死蔵コンテンツ」増えるHDDレコーダー。

2006/05/25 23:22 Written by コ○助

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今年はオリンピックやW杯といった大きなスポーツイベントがあるので、大画面テレビやHDDレコーダーといったデジタル家電の類を購入した人も多いと思うなり。迫力ある大画面と美しい画質でスポーツの感動を味わいたい、リアルタイムに視聴できない夜中の競技や試合を取りこぼすことなく見たい。そんな欲求に大画面テレビやHDDレコーダーは応えてくれるなりよね。特に、価格がこなれてきたことで、5万円も出せば入門機は購入できるようになったHDDレコーダーを導入した人は多いのでは。皆さんはHDDレコーダーを購入したことで、テレビの視聴スタイルに何か変化は起きたなりか? 

HDDレコーダーを購入してからは、コ○助は視聴スタイルがガラリと変わってしまったなりよ。「テレビを録画する」という基本的な製品コンセプトはビデオと変わらないなりが、ビデオが「見たい番組を狙って録る」のに対し、HDDレコーダーは長時間の録画に対応しているため、「見たい番組かどうか分からなくてもとりあえず録る」というスタイルが可能になったなりよね。そのため、ビデオの頃はあらかじめテレビ番組表とにらめっこしながら、これを見ようか、あれを見ようかと吟味していたなりが、HDDレコーダーを導入後は適当にアレも録ろう、コレも録ろうと、何だか節操がなくなった感じがするなり(笑)。

きっとこうした視聴スタイルの変化は、コ○助だけでなく、HDDレコーダーを所有するほぼすべての人がそうなのではないかと薄々は感じていたなりが、野村総合研究所がそれを裏付けるような調査の結果を発表したなりよ。興味深い内容だったので、簡単にまとめておくなりね。

・HDDレコーダーのディスク容量平均は、昨年に比べて54GB(32%)増の221GB。
・HDDレコーダーに保存してある番組の数は、昨年より10.4番組(39%)増の37.3番組。
・1週間あたりの動画視聴時間は平均27.1時間と昨年より減少傾向。
・1度も見ずに削除する番組数は1週間あたり0.8番組と昨年より増加傾向。
・このことから、見るかどうかは別にしてとりあえず録画するユーザーが多いことが分かる。

ということで、いずれも「分かる、分かる」とうなずいてしまうような結果が出ているなりね。コ○助もHDDレコーダーに保存している番組が増える一方で、視聴する時間はどんどん減る傾向にあるので、世間の傾向とそう変わらないようなりよ。普段なら絶対見ないような深夜番組まで、出演者で気になる人がいたら必ず録るようになってしまったので、どう頑張っても見切ることができないなりね(笑)。まあ、容量が足りなくなって消すときには少しもったいない気もするなりが、1日はどうあがいても24時間しかないなりからね。ギリギリのところまで睡眠時間も削っているなりが、なかなかテレビをのんびり見る時間を作るのは難しいものなり。

皆さんはHDDレコーダーを購入したことで、テレビの視聴スタイルに何か変化は起きたなりか?

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