「素材が黒いので削っても黒い」幹部が語る「MacBook」。

2006/05/17 22:38 Written by コ○助

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16日(米国時間)に発表された、Intel Core Duoプロセッサを搭載した「iBook」後継機の「MacBook」。日本でも発表と同時に販売が始まり、17日は全国各地のアップルストアは大賑わいだったようなりよ。「MacBook」のスペックや特徴については先ほどお伝えしたとおりなりが、新製品へのこだわりについて、米アップル・コンピュータの幹部であるデビッド・ムーディ氏と、日本のアップルコンピュータ代表取締役の前刀禎明氏がITmediaのインタビューに答えているなりね。発表された3モデルの中で、特に興味を持った人が多いであろう「ブラックモデル」についての言及もあるので、少し見ておくことにするなり。

「この黒いモデルはただ黒く塗っただけではなく、黒いポリカーボネート素材の上に透明なマット加工を施してあるんだ」
「傷つけたり古くなったりすると下地が見えてしまうものがありますよね。でもMacBookはそんなことはありません。素材自体が黒いので削っても黒いんです」
「(電源ケーブルは)……白いね。これは共通になっているからなあ」
「今まであったクリア液晶は満足できるものではなかった。でも、今回採用したパネルは十分満足できるものだ。非常に明るく色も美しい」
「(黒モデルが高いのは)わはは、スペシャルだからだよ」

驚くべきことに「ブラックモデル」は本体に塗装をしているわけではなく、素材そのものが黒かったなりね。「塗装がはげて下地が出てきた……」という経験はコ○助もしたことがあるなりが、パソコンは決して安い買い物ではないだけに、こうしたちょっとしたことがジワジワとショックになってくるもの。「MacBook」ではそのようなことは起こり得ないなりよ。まあ、だからと言っていくら傷つけても良いわけではないなりが(笑)。パソコンの機能そのものには全く関係のない部分の話なりが、こういったこだわりこそが、今日のアップルの評価に繋がっていると言えるなりよね。さすがなり。

ただ、ひとつこだわりきれていないのが電源ケーブル。せっかく本体がブラックで包まれているのに、電源ケーブルだけは統一規格のモノを使用しているため、ほかの「MacBook」などと同様、カラーはホワイトなりよ。まあひとつのモデル用に別の電源ケーブルを用意するわけにはいかないので仕方がないところではあるなりが、せっかく「スペシャル」だというなら、そのあたりにもこだわりを発揮して欲しかったなりね。

比較的購入しやすい価格帯、十分なスペック、そして素敵なデザインの「MacBook」。その魅力が分かるインタビューなので、購入を検討している人はぜひチェックしてくださいなり。

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