開発陣が語る超小型パソコン「VAIO type U」誕生秘話。

2006/05/17 14:26 Written by コ○助

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ここ数日お伝えしている、スライド式キーボードを搭載したソニーの超小型Windows XPパソコン「VAIO type U」。まだ価格が発表されていないHDDレスモデル(フラッシュメモリモデル)は16GBという大容量メモリを搭載しているために、かなりの高額になることが予想されているなりが、通常のHDD搭載モデルは実売17万円前後と、突き抜けた製品の割には手が届きそうな価格帯で登場するなりよ。まあPDA的に使われる製品と考えれば少し高いのは確かなりが、通常のモバイルノートパソコンと同等の性能を持った上で、「超小型」「独特なデザイン」という「+α」の部分に魅力を感じるのであれば、決して高すぎるということはないはずなり。コ○助も製品情報ページなどをチェックしながら、心が躍っている状態なりよ。買おうか、買うまいか。

製品発表を受けて、すでにニュースサイトにはレビュー記事、ブログには感想が上がっているなりが、否定的な意見がないわけではないものの、概ね好意的な評価が多いようなり。最近のソニーは「らしさ」を発揮することができず、平々凡々な製品が投入されることが多かったなりが、そういう意味でも「VAIO type U」は久しぶりにソニーらしい、独自性あふれる意欲的な製品。好意的に捉えられるのは当然とも言えるなりね。

そんな「らしさ」を発揮した「VAIO type U」を開発する上で、どのようなポイントにこだわってきたのか。ソニーの開発陣がユーザーとの交流イベントで秘話を披露したなりよ。

「『時間を有効に使えるようにしたい』、『自由になった時間を楽しみたい』という2つの欲求をかなえるデバイスを作ろうとした」
「(こだわったポイントは)、『すごいぞ!感』『しっくり感』『高級感』『生き物感(相棒感)』『スマート感』の5つ」
「本体裏面にシリアル番号やWindowsのライセンスシールを添付せず、VAIOロゴのみにすることでスマートさを演出」
「今できるすべてのこだわりを詰め込んだ。ぜひ実際にtype Uを触って味わってほしい」(以上、インプレスより)

開発にあたって、小さなボディながらたくさんの機能を詰め込んだ「すごいぞ!感」、両手で握るスタイルに合わせた「しっくり感」、デザインから漂う「高級感」、「バビル2世に出てくるロデム」のような「生き物感(相棒感)」、当たり前のように貼られていたWindowsのライセンスシールなどを排除して演出した「スマート感」という5つのポイントを重視してきたというなり。なるほど、確かに製品写真を見るだけでも、その意図は伝わってくるなりよ。ロデム的かどうかは、実際に使ってみないと分からないなりが(笑)。

さまざまなソニーのこだわりが詰まった「VAIO type U」。皆さんもぜひチェックを。

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