母の日のプレゼント、米国トレンドを検証する。

2006/05/11 20:05 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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今週末は「母の日」。デパートなんかに足を運ぶと、母の日専用のギフトが沢山が並んでいますよねぇ。ウォール真木にとって自分がお祝いされる立場になれる日といえば、誕生日や結婚記念日などがあるんですが、母の日は格別。なんといっても日々の苦労をねぎらってもらう意味がありますから(笑)。プレゼントも勿論ダンナと娘たちからガッツリ頂きます、えぇえぇ。今年は何がもらえるのでしょう。高いものはいりません。まぁ、希望としては……「自由」とかです(爆)。

さてアメリカでも母の日のプレゼントといえば、父と子供たちが一緒にアイデアを出しあって決定したりするのですが、人気のアイテムといえば「スパのギフト券」などがあります。これはいつも忙しいお母さんに、たまにはゆっくりリラックスしてもらいたい……という心遣いから家族が送るのです。でもコレ、経験上ひとこと申し上げますと、意外ともらった方は面倒でして(笑)。小さい子供がいる場合はスパで数時間も時間を潰すなんてムリだし、子供を預けるというのならベビーシッターを見つけてお金払って、その代金は自分のポケットからだし。

しかしだからといって一風変わったプレゼントというのももっと迷惑な場合があります。CNNのニュースによると、母の日のプレゼントと称して、トイレブラシ(「プリンセス」と書かれてティアラのイラスト付)、プレイドーという子供用のカラフル粘土と「同じ香り」のコロンといった商品が今ちまたで出回っているとか。まぁジョークとしてこれを送る家族がいるのかもしれませんが、私だったらもらう側として笑えません(涙)。ってか、きっと殴ってるダンナを。

ところでアメリカの今年のトレンドは家事や園芸など、いわゆる「母親の仕事」を代行してくれるサービスなんだそう。こういった代行業者と1週間契約していつもの忙しさから一時の開放を味わう。これは母親としてはかなり嬉しい贈り物ですね。最後に全米小売業連盟の調査では、今年の母の日の平均消費額は122ドル(約1万4千円)前後だそうで、ウォール真木もこの数字を先ほど、きっちりダンナに提示しておきました。

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