本木雅弘や西田尚美らが出演する日中合作映画「夜の上海」。

2006/05/11 11:07 Written by コ○助

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アジアで最も高いテレビ塔の東方明珠塔、1920〜30年代の租界時代に建築された古い建物が並ぶ外灘(バンド)。ともに美しくライトアップされた夜の上海は、人々の目を奪う妖しい光を放ち続けているなり。コ○助は何度か上海を訪れた経験を持つこともあり、テレビや雑誌で年々美しさを増す上海の夜景を見るたびに、その素晴らしさに見惚れてしまうほど。東京や香港とも異なる、新旧のコントラストが際だった上海の夜景は格別なものなりよ。ここ数年は上海を訪れる機会に恵まれていないなりが、そう遠くない将来、また遊びに行きたいと日々思っているなりね。

そんなコ○助が愛して止まない夜の上海を舞台にした映画「夜の上海」(原題:夜。上海)が日中の合作で製作されることになったなり。「夜の上海」は日本人のカリスマスタイリストとタクシー女性運転手の一晩の恋を描いたラブストーリーで、日中のスターが勢揃いすることでも話題の作品。主演には日本から本木雅弘が、相手役には「少林サッカー」などに出演し、「中国新4大女優」の一人としても知られるヴィッキー・チャオ(趙薇)が起用され、ほかに西田尚美、塚本高史、竹中直人、和田聰宏、台湾のディラン・クォ(郭品超)、香港のサム・リー(李燦森)などが出演するなり。

本木雅弘はこれが初めての日中合作作品への出演で、外国人監督の作品への出演も初めてのこと。4月から約2か月に渡って上海での撮影に臨んでいるなりが、夜のシーンがメインの作品のため、昼夜逆転の生活を余儀なくされており、なかなか苦労も多いようなりよ。製作発表会見では「上海は4回目。14年前、9年前、3年前。今回、上海の変化に驚きました。毎晩撮影で、昼間に寝て、慣れるのは大変です。夜の上海はとても美しくしてとてもロマンティックです。私はとても楽しんでいます。日中合作は私にとってとても良い経験です」と、新たなチャレンジへの心境を語っているなり。

また、ヴィッキー・チャオも日中合作作品への出演は初めて。そのため製作発表会見では「今回は、初めての日中合作映画で新しい何かのきっかけになると思っています。スタッフの息もぴったりです。ロマンチックで素敵な映画になると思います」と意気込みを語っているなり。ヴィッキー・チャオは映画のほかにも、日本では一時グラビアのような活動も展開していたことがあるので、ファンの人も多いのでは。日本の俳優とどのような絡みを見せてくれるのか楽しみなりね。

公開は今年の夏なりが、来年には中国本土での公開も予定しているようなりよ。本木雅弘をはじめとする日本の俳優陣にとって、アジア進出の足がかりになる作品になるかもしれない「夜の上海」。ぜひご注目を。

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