人気を呼ぶ「常識力検定」、社員教育や授業への採用例が続々。

2006/04/24 14:36 Written by コ○助

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世の中にはさまざまな「検定」が存在し、「えっ、そんな検定もあるの?」と驚くようなものも珍しくないなりよね。インターネット検定に力を入れるヤフーには「ベースボールエキスパート」や「韓流検定」、「洋楽ヒット曲の英語検定」「猫との暮らし方検定」なんてものまであるなりよ。まあ実際のところ「この検定を受けて資格認定されたからどうこう」ではなく、自分の知識が世間的にはどの程度のレベルなのかを測る物差しとして利用されるケースがほとんどなりが、検定の世界はまさに「百花繚乱」という言葉がピタッと来るような状態になっているなりね。

そんな検定の世界で、にわかに注目を集めているのが「常識力検定」。その名の通り日常生活やビジネス上の「常識」をどの程度備えているのかを測る検定なりね。主催する日本常識力検定協会によると、この検定は次のようなものだというなり。

・「敬語の使い方」「結婚式で使う正しい言葉」「会社での客の応対」「救急時の対処法」「ビタミン欠乏時の症状」など、多岐に渡る「常識」を出題。
・「家庭内、あるいは家庭を中心とする近隣社会での行動に関する常識」「地域社会内での行動に関する常識」「日本国内での行動に関する常識」「国際世界、地域環境での行動に関する常識」の4つのレベルで構成され、出題範囲は各級(1〜3級)によって異なる。
・別のベクトルとして「社会生活における基礎的な知識と教養」「社会生活における発展的な知識と教養」「社会生活における応用的な知識と教養 各専門分野における専門知識」の3つのレベルがあり、出題範囲は各級(1〜3級)によって異なる。

公式ページには簡単なオンライン診断テストがあるなりが、「話題としては知っているが、正確な知識は曖昧」というところを突いた問題が多い雰囲気なりよ。実際の試験では大量に出題されるので、判断に迷う問題がいくつも登場しそうなりね。

こうした「常識」の有無を測るのに最適な「常識力検定」、「最近では社員教育に採り入れる企業や、『卒業後を視野に入れた教育に最適』と受講させる大学や高校まで出始めている」(朝日新聞より)というなりよ。確かに、検定で得た資格云々よりも、検定に向けて勉強に取り組むことで、誰でもすぐに活用できる実践的な「常識」を身につけることができるのは、ほかの資格よりも大きなメリットなりよね。大手では松下電器産業も全社員に受験を促しているというなり。

皆さんも自分の「常識」がどのレベルなのかを把握するべく、一度受験してみてはいかがなりか?

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