青森から全国へ、人気広がる「おからこんにゃく」とは。

2006/04/13 15:45 Written by コ○助

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コ○助が初めて「おからこんにゃく」という食材を知ったのは、昨年10月にエキサイトに掲載された「肉そっくり! 衝撃の食材『おからこんにゃく』」という記事だったなり。おからとこんにゃく。普段からなじみ深い食材同士なのでそれぞれの味や食感は容易に想像できるなりが、それが組み合わさるとどうなるのか、名前からはハッキリとしたイメージが掴めなかったなりよ。でも、記事を読み進めていくと、かなり魅力的な食材であることが分かってきたなりね。

「おからこんにゃく」を製造しているのは青森県の「カネ久 越後屋商店」という老舗こんにゃく屋さん。もともとは青森在住の料理研究家・岡田哲子さんが「豆腐店から廃棄されるおからを何とか美味しく食べられないものか」と考えに考え抜いた結果、こんにゃくと混ぜて加熱すると肉のようになることに気が付いたなりね。特許を取得したものの、商品化のノウハウを持たなかったために「カネ久 越後屋商店」と提携。共同開発商品として主に全国のデパートで開催される物産展などで販売を行ってきたなりよ。

「カネ久 越後屋商店」のホームページでは「おからこんにゃく」を使ったレシピが動画で公開されており、から揚げやカルビ焼き風、カツサンドなど、肉の代用となる料理の数々が紹介されているなり。確かにどれも見た目からして肉そのもの……。実際に食べたことがある人の感想は「……肉だ」「肉だね」(エキサイトより)と、淡白な鶏肉のような食感と味を楽しむことができるというなりよ。これは一度は試してみないといけなそうなりね。

そんな「おからこんにゃく」は、エキサイトの記事が出た当時はまだまだ「知る人ぞ知る」レベルの商品だったなりが、どうやら健康食品としての認知度が上がってきたことも手伝って、ベジタリアンや糖尿病患者、ダイエットに励む女性の間で評判となり、「カネ久 越後屋商店」は「手作りで製造しているので生産が追いつかない」(日経流通新聞より)と嬉しい悲鳴を上げるほどの状態となっているなりよ。100グラムあたり16キロカロリーという鶏肉の10分の1の低カロリーと、レタスの4倍の食物繊維、そして1個367円という低価格が人気の理由なりね。

それほどダイエットを意識せずとも、新しい食材として気になる存在の「おからこんにゃく」。「カネ久 越後屋商店」のホームページからも購入できるので、試してみたい人はぜひ購入を検討してみてくださいなり。

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