世界最大級のビュッフェ、ラスベガスに登場。

2006/03/30 10:07 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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アメリカで人気の食事といえば、内容はともかくとしも、お腹いっぱい好きなだけ食べられるビュッフェ・スタイルではないでしょうか。ウォール家がよく行くセントルイスのレストランも、中華、ベトナム料理、和食、モンゴル式バーベキュー(自分で材料や調味料を好きにボウルに入れてシェフに渡すと、それを目の前で炒めてくれる)などなど、オリエンタルな料理がずらりと並んで、しかも味もまあまあ。あと、ビュッフェのもうひとつの魅力は「席に着いたら、すぐ食べ物を取りにいって食べられる」というのもありますね。ダンナは腹が減ったら一秒でも待ちたくない性格なので、ビュッフェ・スタイルは本当にウォール家にはピッタリの食事です(笑)。

さてそのビュッフェによるパーティが先日、ラスベガスでギネス・ブック級の規模で行われたということです。同市のヒルトン・ホテルで料理長を務めるジョージ・バーギセン氏の監督の下、なんとスープ40種、サラダ100種、デザート150種を含むコース料理が合計510種類もが、このビュッフェ式の食事会のために作られたのだとか。これを作るための全工程を指揮したバーギセン料理長は、24時間休憩なしでお仕事をしたそうです。

こうして作られた数々の料理は1人あたり7ドル50セント(日本円にして約890円)で、食べ放題。これはかなりお得な値段じゃないでしょうか。もちろんこれだけの料理を食べる人々を集めるには、それぐらい価格を下げないと……という気もしますな。そうでなくてもアメリカの外食って安いし(笑)。

このイベントには記録樹立を確認するために、イギリスからギネス・ブックの関係者、ナディン・コージー氏も参加したとか。時差ぼけと空腹で疲れていたその彼ですが、お腹いっぱい食べられたことを祈ります。ちなみにこのギネス級ビュッフェの売上げは、後日チャリティー団体に寄付される予定だそうです。

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