JR東日本、日本初の「駅ナカ」フィットネス施設を開業へ。

2006/03/29 18:57 Written by コ○助

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「デパ地下」「ホテイチ」に続く消費のキーワードとして近年注目を集めている「駅ナカ」。改札から出ることなくショッピングや食事を楽しむことができる「駅ナカ」は、利用者の利便性を高める施設として熱い支持を受けているなりよね。まだ「駅ナカ」を導入している駅はそう多くはないなりが、代表格のJR東日本のブランド「エキュート」は大宮駅(埼玉)と品川駅(東京)で大成功を収め、2007年度中には立川駅(東京)にも展開する計画を立てているなりよ。周囲の商店への影響が大きいことから地元との調整が必要なため、それほど急速な展開をしているわけではないなりが、今後もしばらくは他社も含めて「駅ナカ」が注目されそうなりね。

そんな「駅ナカ」に新顔が登場するなり。これまではテナントに飲食店や雑貨店の類が入ることが多かった「駅ナカ」なりが、JR東日本が7月19日に上野駅(東京)に開業するのは大型のフィットネス施設「ジェクサー・フィットネス&スパ 上野」。JR東日本は子会社のJR東日本スポーツを通じて、すでに首都圏に6店舗の「ジェクサー・フィットネス&スパ」を展開しているなりが、「駅ナカ」に開業するのはこれが初めて。また、フィットネス施設が「駅ナカ」に開業すること自体も日本で初めての試みとなるなり。

それでは簡単に「ジェクサー・フィットネス&スパ 上野」の概要をまとめておくなりね。

[ジェクサー・フィットネス&スパ 上野](概要は日経流通新聞より)
・初期投資額は16億円。
・年商7億円、年間会員6000人を目指す。
・「上野発着か経由の定期券」「スイカ機能付きビューカード」を持つなどの条件を満たした会員は改札内から入館できる。
・施設内のスパは既存店の1.5倍の広さ。
・スパだけの利用も想定。

上野駅のどこに1600坪相当のスペースがあるのかと思ってしまうなりが、どうやら東北本線の17番線ホームの横にスペースを確保、やや横長な施設として完成するようなりよ。完成予想図を見る限りでは、相当大きな施設になるようなり。

生活習慣病の予防のため、健康の維持のため、ダイエットのため。さまざまな理由でフィットネスに行きたいと考えている人は多いと思うなりが、「面倒くさい」という理由で通わなくなるパターンを避けたいところなりよね。「駅ナカ」にあれば、会社の行き帰りなどに必ず通るので寄り道していこうという気になるもの。「面倒くさい」という言い訳は通用しなくなるはずなり。こうした施設がたくさん増えていくと良いなりね。

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