THE ROCK ODYSSEYが復活、キッス、サンタナなどの出演が決定。

2006/03/26 19:38 Written by コジマ

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2004年に一度きりで開催されたTHE ROCK ODYSSEY 2004。初来日だったザ・フーのほか、今年のフジロックに出演するレッド・ホット・チリ・ペッパーズや今年のブリット・アワードで功労賞を受賞したポール・ウェラー、エアロスミス、そして矢沢永吉などの出演で話題となり、再度の開催を待ち望む声が多かった。そのTHE ROCK ODYSSEYを主催したウドーが24日、同フェスをUDO MUSIC FESTIVALと名前を改め、7月22、23の2日間、静岡県の富士スピードウェイと大阪府の泉大津フェニックスでを発表したのだ。今回も現時点でキッス、サンタナ、ジェフ・ベックなど、超大物の出演が決定している。

04年7月24、25日に横浜国際総合競技場と大阪ドームで開催されたTHE ROCK ODYSSEY 2004は、上述のザ・フー、レッチリ、ポール・ウェラー、エアロスミスのほか、レニー・クラヴィッツ、ブラック・アイド・ピーズ、ミッシェル・ブランチ、トラプト、ジョシュ・トッドなど超大物級の出演者の招致に成功し、日本からも矢沢永吉をはじめ稲葉浩志、ラルク・アン・シエル、ウルフルズ、ラブ・サイケデリコなどのそうそうたるメンバーが出演、FUJI ROCK FESTIVALとSUMMER SONICの二大フェスに肩を並べるほどの大型イベントだったのだ。しかし、翌05年には開催されず、多くの音楽ファンが復活を待ち望んでいた。

UDO MUSIC FESTIVALとして復活させることになった今年は、フォーミュラーニッポンなどが開催されるサーキットとして有名な富士スピードウェイと野外コンサート会場として有名な泉大津フェニックスで開催することを決定。第一弾としてキッス、サンタナ、ジェフ・ベック、ソフト、クリック・ファイヴの5組の出演を発表した。さすがウドー、さらに超がつくほどの超大物出演者3組に話題の新人2組をぶつけてきたのだ。公式サイトによると、「超豪華ラインアップ 延べ30バンド以上で繰り広げられる夢の祭典!」とあるので、今後の発表からも目が離せない。でも、よく考えると1日15組。富士スピードウェイ会場では3つのステージが用意されるそうで、1ステージ5組で10時間も持つのだろうか。

UDO MUSIC FESTIVALはTHE ROCK ODYSSEYのように単発でなく今後も定着させていく予定なのだそう。THE ROCK ODYSSEYでは、豪華な出演陣でイベンターとしてフジロックのスマッシュやサマソニのクリエイティブマンよりも歴史のあるウドーの実力を見せつけたのだけれど、一方で「コンセプトがハッキリしない」「フェスというよりもスタジアムコンサートに毛が生えた程度」という批判も聞かれ、チケットの売れ行きも芳しくなかったという事実もある。今後、フジロックとサマソニに並んで“三大フェス”となるには、この辺をウドーがどう改善していくかにかかっているのだ。それにしても、このネーミングはなんとかならないものだろうか。公式サイトのデザインもヒドイし……。


☆UDO MUSIC FESTIVAL 2006

開催地 : 富士スピードウェイ、泉大津フェニックス
開催日 : 2006年7月22日(土)、23日(日)
開場 : 午前7時(富士)、午前9時30分(泉大津) 
開演 : 午前11時
終演 : 午後9時(予定)
入場券 : 1日券1万6,000円、2日通し券3万円(早割チケット1日券1万4,000円、2日通し券2万8,000円)
駐車券 : 1日券2,000円、2日通し券4,000円
キャンプサイト券(富士のみ) : テント1張り5,000円、キャンピングカー1台5,000円、乗用車1台4,000円
※すべて税込み

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