「レボリューション」にメガドライブやPCエンジンのゲームを配信。

2006/03/24 11:09 Written by コ○助

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当初予定の「今春」から「プレステ3」の発売が11月に延期され、年末から来年初頭にかけて大きな盛り上がりを見せそうな次世代ゲーム機競争。その一翼を担うのが任天堂の「レボリューション(仮)」なりが、昨年9月の「東京ゲームショウ2005」で発表された革新的なコントローラーに続き、またしてもゲームファンを熱狂させそうな「レボリューション」の新サービスが明らかになったなりよ。ゲーム草創期の頃からのユーザーであるコ○助にしてみれば、興奮を隠すことができない、素敵すぎるサービスなりね。

この新サービスは、アメリカのサンノゼで開催されているゲーム開発者を対象としたイベント「GDC 2006」において、任天堂の岩田聡社長が基調講演で初めて言及したもの。驚くべきことに、任天堂はセガとハドソンと提携し、今なお多くのゲームファンから愛されているセガの「メガドライブ」やNECの「PCエンジン」向けに発売されていたゲームの一部を「レボリューション」で配信することになったというなりよ。これまでさまざまなゲーム機が現れては消えて行ったなりが、ユーザーはゲーム機の垣根を越えて遊ぶことはできないジレンマを抱えていただけに、過去の資産とはいえかつてのライバルゲーム機のゲームが「レボリューション」でプレイできるようになるのは画期的と言えるなり。

こうしたサービスが提供できるのは、任天堂が「レボリューション」の目玉として推し進めている「バーチャルコンソール」計画の賜物。すでに発表されているとおり、「レボリューション」ではファミコン、スーパーファミコン、ニンテンドー64向けに発売されたゲームをダウンロード提供するなりが、そのための仕組みが「バーチャルコンソール」なりね。セガとハドソンは自社の持つ豊富な過去の資産を活かすべく、この計画に乗ることになったわけなり。特にセガの参加は大きな意味を持ちそうで、将来的に環境が整えば、ひょっとすると「メガドライブ」だけでなく、「ドリームキャスト」のゲームも配信されるかも?

「バーチャルコンソール」の計画が明らかになったときには、過去の任天堂のゲームだけが配信されるのでは、との憶測も飛んでいたなりが、こうして参加するサードパーティがどんどん増えていけば、相当な魅力を持ったサービスになりそうな雰囲気があるなりよね。岩田社長の言葉を借りれば「レボリューションはiTunesに近いもの」。過去のゲームを気軽にダウンロードできる環境を提供する、しかも任天堂のハードに限らずに……徐々にではあるなりが、任天堂の描く絵が見えてきたなりね。

いまだにゲーム機としてユーザーをワクワクさせるような機能やサービスを発表しきれていない「Xbox 360」や「プレステ3」に対し、「レボリューション」への期待は高まるばかり。さらなる情報の公開が楽しみなりね。

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