宮藤官九郎が昼ドラマ初挑戦、「吾輩は主婦である」5月スタート。

2006/03/14 15:54 Written by コ○助

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「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」「タイガー&ドラゴン」など、それほど視聴率は高くはなかったものの、熱狂的なファンを生み続けている宮藤官九郎作品の数々。ドラマ好きのコ○助も例に漏れずハマっているクチで、DVD-BOXを毎度買ってしまうほど心から愛しているなりよ。数ある作品の中で最も好きなのは、登場キャラクターが異常なまでに魅力的だった「マンハッタンラブストーリー」なりが、「ぼくの魔法使い」のテンションの高さも捨てがたいし、「タイガー&ドラゴン」の題材も好きだし……と、結局は「全部好き」という安直な結論に落ち着くなりね(笑)。

そんな宮藤官九郎が再びドラマに挑戦するとなれば、絶対にチェックしないわけにはいかないじゃないなりか。しかも、今度は未開拓の昼ドラマへの挑戦だというなりよ。これまでは連続ドラマの場合には毎週1時間×10〜11話の構成だったなりが、今回の昼ドラマは毎日30分×約40話の構成。単純計算すると連続ドラマの倍の時間、宮藤官九郎の世界にどっぷりと浸ることができるわけなりよ。これは楽しみなりね……。

気になるドラマの内容なりが、タイトルは「吾輩は主婦である」。「夫が突然会社を辞め、金の心配をしすぎて夏目漱石が宿ってしまった主婦が家庭やご近所トラブルを解決する」(ニッカンスポーツより)という奇想天外な、笑い満載のドラマになるというなり。昼ドラマは昔から愛憎劇が主流なりが、畑違いの宮藤官九郎が殴り込みをかけることによって、新たな風を昼ドラマの世界に吹き込むことになるかもしれないなりね。

出演者は、主人公の主婦役に斉藤由貴。近年は女優としての活動が控えめだった斉藤由貴を抜擢するのは少々意外な気もするなりが、これは宮藤官九郎が中学生の頃から好きだったことが大きな理由のようなりよ。夫役には「マンハッタンラブストーリー」への出演などを通して宮藤官九郎と親交のある及川光博。ほかのキャストはまだ発表されていないなりが、恐らくは宮藤官九郎作品の「常連組」が起用されることになるのでは。そうなれば、ファンにとってはたまらないドラマになりそうなりよね。

今回の昼ドラマへの挑戦について、宮藤官九郎は「連ドラ書く時より期待されてるみたい。連ドラ以上の気合で昼ドラ書きます」(ニッカンスポーツより)と意気込みを語っているほか、磯山晶プロデューサーは「台本が信じられないくらいおもしろいので、きっと視聴者のみなさんにも楽しんでいただけると思います」(同)と、相当チカラが入っているなりよ。あぁ、もうワクワクしてきたなり(笑)。

放送開始は5月22日から。宮藤官九郎の世界にどっぷりな人は、お見逃しなく。

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