SMAPからハリウッドスターまで、マンションCM出演の謎。

2006/03/09 14:22 Written by コ○助

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首都圏だけで放送されているものが多いため、あまりそれ以外の地域在住の人にはなじみのない話かもしれないなりが、新しくできたマンションの販売開始を伝えるCMに「超」が付くほどの大物スターが起用されるケースが目立っているなりよ。昔はマンションのCM自体をそれほど目にする機会もなかったなりが、近年は目にしない日はないほど。東京を中心とする大規模な再開発によって新しい高層マンションが雨後のタケノコのように建つようになったから、という要因があるにしても、大物スターの存在感によって否応なく目に飛び込んでくるなりよ。

実際にどのような大物スターが起用されているのかイマイチ想像が付きにくいと思うので、代表的な人たちを簡単に列挙しておくなりね。

「芝浦アイランドケープタワー」(東京・芝浦)→SMAP
「パークシティ豊洲」(東京・豊洲)→黒木瞳
「スターコート豊洲」(東京・豊洲)→新庄剛志
「フライズ・ヒル」(神奈川・戸塚)→反町隆史
「キャナルファーストタワー」(東京・東雲)→中谷美紀
「THE TOKYO TOWERS」(東京・勝どき)→リチャード・ギア
「Brilliaタワー東京」(東京・錦糸町)→ジャン・レノ
「コットンハーバータワーズ」(神奈川・東神奈川)→チャン・ツィイー

いずれもそうそうたる顔ぶれ。スターと呼ぶに相応しい面々が並んでいるなりよね。こうした大物の起用はなぜ始まったのか、その辺りを解説した記事が現在発売中の「週刊文春」に出ているなりよ。要点をまとめると、次のような理由が考えられるというなり。

・有名タレントと高級マンションなら、実際に住んでいそうな実体感がある。
・発売総額数百億円に上る大型物件にとって、タレントの数千万円のギャラは安い。
・広告費用は当然物件価格に上乗せされており、その額は一戸あたり100万円以内。
・SMAPの場合にはギャラ総額はおよそ3億円、一戸あたりの負担は30万円程度か。

なるほど、確かに物件の価格が高いぶん、広告費に割けるお金が多いのは当然なりよね。大物スターを起用しても、それほど莫大なコストをかけているというわけではようなり。しかしSMAPの例が本当ならば、そのために一戸あたり30万円も負担するのはイヤ……と感じてしまうのは、庶民的な感覚ゆえなりか(笑)。基本的に富裕層が購入する物件のCMの話なので、あまり細かいこと(でも30万円)を気にしない人がほとんどなのだと思うなりが……。

次は誰がマンションのCMに起用されるのか、そしてこの傾向はいったいいつまで続くのか。まだしばらく注目しておきたいなりね。

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