ダイエットに最適な食品、注目される「ごはん」のチカラ。

2006/03/06 15:14 Written by コ○助

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アメリカで大ブームを起こしたあと、日本にも伝わってブレイクしていた「ロー・カーブ(低炭水化物)」ダイエットも、あまり話題に上ることがなくなってきた昨今。さまざまなダイエット法が浮かんでは消えるのはいつものこと。栄枯盛衰の激しいダイエットの世界なので、次から次へと新しい方法や関連する話題が飛び出してくるなりが、nikkeibp.jpの健康情報コーナー「健康プラスα」にはこんな提案が出ているなりよ。

それはダイエットに最適な食品としてごはんを挙げ、これをしっかり食べることでダイエットしよう、という提案。稲毛病院健康支援科部長の佐藤務氏は「ごはんにこそ太りすぎを抑え、上手にやせるカギが隠されている」(健康プラスαより)と力説しているなりね。これは、ごはんや小麦類を一切摂取しないことを推奨していた「ロー・カーブ」ダイエットとは全く逆の提案。昨日まで信じていたものが、今日には覆された……ような気分なりが、まあよくある話なりよね(笑)。

佐藤氏によると、ごはんを口の中で咀嚼すると「唾液で大部分が糖に分解され、胃からすぐに血液中に吸収されて、エネルギーとして使われてしまう。血糖値はごはんを食べてすぐに上がり、これが脳の満腹中枢を刺激して、『満腹だから食べるのをやめるように』という信号を出す」ため、「ごはん」には食べすぎを予防する働きがあるというなりよ。なるほど、量を食べ過ぎないように自制することが、ごはんを食べることで容易になるわけなりか。

また、ごはんはもちろん炭水化物なりが、体内で消化されにくい性質の「アミロース」が多く含まれているため、たくさん食べても太りにくいのが特徴なのだとか。そして、「アミロース」は温かい炊きたてのごはんよりも冷えたごはんの方が多く含まれているそうなので、おにぎりはダイエット食品として最適……と言えそうなりよ。なんだか不思議な感じなりが、佐藤氏の説を信じるのであれば、具材が低カロリーのおにぎりを食べ続ければ本当に痩せるかもしれないなりね。

ごはんを咀嚼して食べれば満腹な気分になりやすく、さらに少し多めに食べたとしても、ほかの炭水化物に比べれば太りにくいから安心。そういえば、ごはんを食べて痩せるという方法は、かつて故・鈴木その子が提唱していたダイエット方法にも通じるところがあるなりね。まだごはんを食べ続けるダイエット法を試していない人はぜひチャレンジを。

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