昔はコ○助もコンサートやスポーツの試合のチケットを買うためにプレイガイドに朝から並んだものなりが、最近はネットで調達することがほとんど。プレイガイドで買ったほうが速く、確実に手に入る類のチケットもあるものの、「ネット先行予約＆販売」を謳うチケットも増えているため、どうしてもネットから調達する機会が増えているなりね。自宅のパソコンでチョイチョイと予約して、近所のコンビニでチケットを発券する。電車に乗ってプレイガイドに出向くよりもラクチンなのは言うまでもないなり。

でも、そんなユーザーの利便性が損なわれる（かもしれない）事態が、チケット販売会社とコンビニ会社の間で起こっているなり。チケット販売最大手のぴあと、コンビニ業界最大手のセブン-イレブンがチケットの取り扱いを巡って対立。4月末でチケットの販売・受け渡し業務の提携を打ち切ると発表したなりよ。コ○助が最も利用するのはぴあ、自宅から最寄りのコンビニはセブン-イレブン……。いつもこの組み合わせのサービスを利用していたのに！

毎日新聞によると、対立の要因は他社との提携を進めてチケットの取り扱い拡大を狙うセブン-イレブンと、それを望まないぴあとの思惑のズレ。セブン-イレブンは昨年12月にはホリプロと、今年2月にはCNプレイガイドと提携していたなりが、ぴあは「販売方法や払い戻し方法などが異なる」として、セブン-イレブンに提携をやめるよう働きかけていたなりね。ただ、セブン-イレブンは「消費者の利用に合わせて提携先を拡大する」と主張するのみで、両者の言い分は平行線をたどり、ついには提携解消に至ってしまったというなり。

セブン-イレブンにとっても、チケットの取り扱い拡大を目指すとの方針の根底が崩れる、最大手との提携解消は痛手のはずなりが、「チケットの取り扱いが減るとは思わない」と強気な姿勢を崩していないなりよ。その証拠に、ぴあとの提携解消を発表したと同時に、今度はネットのチケット販売最大手「e＋（イープラス）」（エンタテインメントプラスが運営）との提携を発表しているなりよ。この辺りはさすがセブン-イレブン。抜かりはないなりね。

ぴあのチケットはセブン-イレブンでの取り扱いはなくなるなりが、ファミリーマートやサークルKサンクスなどでは引き続き取り扱いがあるので、ぴあメインのユーザーはそれらのコンビニへ行くようなりね。コ○助もぴあを利用する際には、少し遠くのコンビニまで行かなくてはならなくなるのでちょっと面倒なりよ……。「e＋（イープラス）」ユーザーでもあるので、これからはこちらがメインになってしまいそうな予感なり。残念無念。