テレビに出演する機会をつかむ芸人はほんの一握り。大きな大きな「芸人ピラミッド」を抱える吉本興業なので、底辺まで含めると相当な数の芸人を抱えていることになるなりが、それだけ人数がいれば、中には「男前」から「ブサイク」な顔立ちの人がバリエーション豊かにそろっているはず。最近のお笑いブームでは、カッコイイことも人気が出る重要な要素のひとつとなっているため、顔立ちも決して無視することはできなくなっているなりよね。

そんな吉本興業所属の芸人の中から、最も格好良い芸人と、最も格好悪い芸人を決める企画が吉本興業の情報誌「マンスリーよしもと」で行われたなり。2000年から続く恒例企画の「男前ランキング」なりが、2006年度の結果が発表されたので、どのようなランキングになっているのか見ておくことにするなりね。

［男前ランキング］
1位　「次長課長」の井上聡（5543票）
2位　「麒麟」の川島明（2711票）
3位　「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾（1633票）

［ブサイクランキング］
1位　「南海キャンディーズ」の山里亮太（5379票）
2位　「ペナルティ」のワッキー（1214票）
3位　「カリカ」の家城啓之（1148票）

いずれも納得のランキング（笑）。やはりメディアへの露出が激しい芸人が票を集めるのは仕方がないとはいえ、東京ではまだそれほど知名度の高くない「カリカ」の家城啓之が入ってくるあたりは、さすが吉本興業の「マンスリーよしもと」での投票といった感じなりか。

「男前」の中では、最近は特に「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾の注目度が高いなりよね。「オリエンタルラジオ」はまだ結成10か月しか経っていないのに、早くも藤森慎吾の人気が爆発。来年度の調査では、ここ数年ずっと人気のある「次長課長」の井上聡と「世代交代」する可能性もありそうなり。いや、確かに良い男だと思うなりよ。メガネ男子というのもイマドキだし。

「ブサイク」のほうは、まあ顔の造形が、というよりは髪型なども含めたトータルの雰囲気で票数が集まっている感も。ちなみに「ブサイク芸人」でおなじみの「フットボールアワー」の岩尾望は昨年まで3年連続で1位となって殿堂入り。今年は対象外となっているなりね。

皆さんは吉本興業の芸人、誰が「男前」「ブサイク」だと思うなりか？

【参考】昨年の「男前」「ブサイク」ランキング

［男前ランキング］
1位　「チュートリアル」の徳井義実（殿堂入り）
2位　「キングコング」の西野亮廣
3位　「次長課長」の井上聡

［ブサイクランキング］
1位　「フットボールアワー」の岩尾望（殿堂入り）
2位　「カリカ」の家城啓之
3位　「品川庄司」の品川祐