松下電器産業、初のレンズ交換式デジタル一眼レフを発表。

2006/02/27 17:40 Written by コ○助

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手ぶれ補正機能や高倍率ズームが武器の「LUMIX」ブランドの躍進によって、長年市場シェアの上位に君臨するキヤノン、ソニー、カシオ計算機の背中を捕らえ始めてきた松下電器産業。2004年7月には新モデル発表の際に「2006年度までにシェア10%の獲得を目指す」と豪語していたなりが、その言葉のとおり、2005年度末の現時点ですでに15%程度のシェアを獲得していると言われているほど、急速にシェアを伸ばしているなりね。コ○助も「LUMIX」ユーザーの一人として、現在の状況を喜んでいるなりよ。

そんな松下電器産業から、ついにレンズ交換式のデジタル一眼レフカメラ「DMC-L1」が発表されたなり。昨年1月にオリンパスと共同で「フォーサーズシステム規格」に準拠したデジタル一眼レフカメラを開発することで合意していたなりが、あれから1年余。ようやくカタチとなって姿を現したのが「DMC-L1」なりよ。ほかの松下電器産業のデジカメと同様、「LUMIX」のブランド名が付けられた魅力的なデジタル一眼レフカメラなりね。

それでは簡単に、「DMC-L1」の特徴やスペックをまとめておくなり。まだ発売が「2006年中」という発表にとどまるなど、流動的な部分が多いのが現状。仕様変更などが今後行われても不思議ではないので、あくまでも目安として見ておくのがよろしいかと。

[LUMIX DMC-L1(松下電器産業)]
・フォーサーズシステム規格に準拠した4/3型750万画素「Live MOSセンサー」を搭載。
・2.5インチの液晶ディスプレイを搭載。
・画像処理エンジンに「ヴィーナスエンジンIII」を採用。
・ゴミ問題を解決する、超音波振動のダストリダクションシステムを採用。
・外部メディアはSDカード。
・基本的な部分はオリンパスが発売したデジタル一眼レフカメラ「E-330」と共通。
・交換レンズとして「LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm/F2.8-3.5 ASPH」も同時発表。

それほど派手な機能を持った製品ではないなりが、松下電器産業の得意技である手ぶれ補正機能が採用されていること、そして何よりも「LUMIX」のラインアップにデジタル一眼レフが加わることはファンとしては嬉しい限り。コニカミノルタからデジタル一眼レフカメラ事業の資産の一部を譲り受け、デジタル一眼レフカメラ事業を本格化させるソニーとの対決にも注目が集まりそうなりね。

詳細な発売日や気になる価格など、何か新しい情報が分かり次第「DMC-L1」についてまたお伝えしていくことにするなり。

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