拡大する「カップ春雨」市場、3年で4.5倍の規模に。

2006/02/24 15:35 Written by コ○助

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以前に比べるとすっかりカップラーメンを食べる機会が減ったなぁ、と思う今日この頃。その理由を考えると、すぐに思いつくのが、低カロリーなのに、腹持ちも良く、しかも味が良いカップ春雨の存在なりよ。かつては「低カロリー=美味しくない」というのが常識だったなりが、カップ春雨は味の改良を重ねたことで着実に質が向上し、いまやカップラーメンと遜色ないレベルにまで到達……とまで言ってしまうと言い過ぎかもしれないなりが、それほど不満を覚えることのないレベルまでは来ているなりよね。

こうした質の向上によって消費者のハートを掴み始めているのは実際に数字としても現れていて、調査会社のインテージが全国5,000店のスーパーやコンビニを対象に行った販売動向分析によると、2005年4〜9月の販売量が8,302万食に達し、2002年の同期の約4.5倍にもなっているというなりよ。一年を通した販売量では1億食を突破しているのは確実。いまや定番の食事として消費者に認知されていると言えそうなり。

購入者層の分布を見てみると、やはり「ヘルシー」がキーワードになるため、女性の購入者が多く、特に二十代と四十台の割合が高いなりよ。二十代はダイエット食として、四十代は健康食としてのニーズが高いなりね。でも、美味しくてヘルシーなカップ春雨を女性だけのモノにしておくのは惜しいじゃないなりか。コ○助は愛用者のひとりとして、男性にも積極的にカップ春雨を食べることをオススメするなりよ!(笑)。

ちなみに、コ○助はもともと「マーボー」といえば「春雨」というほど、春雨が大好きなので、ずいぶんとカップ春雨が進化してきた今の状況は大歓迎。振り返ってみると、2002年頃にNarinari.comでカップ春雨の話題に触れたことがあったなりが、そのときには「春雨入りカップスープというジャンルはまだ登場して日が浅いなりが、競争によってカップラーメンのようにもっともっと美味しい商品が出てくるようになることに期待なり」と結んでいるなりよ。あれから3年超。期待通りの製品が続々と現れていることが嬉しくて仕方ないなり。

カロリーを気にして食事をしないくらいならば、カップ春雨を。きっと胃も心も満たされること間違いなしなり。現状でも十分美味しいとはいえ、カップ春雨が主食として誰もが満足できるような地平に降り立てるよう、たゆまぬ研究・開発に期待したいなりね。

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