12球団全選手が契約更改、トップは松中信彦内野手の5億円。

2006/02/22 03:13 Written by コ○助

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オフシーズンに入るとともに、約3か月間に渡って行われてきた選手と球団の契約交渉。予想以上のアップに喜んだ選手、球団と折り合いが付かずに揉めに揉めた選手など、それぞれの悲喜こもごもが連日のように紙面を賑わせていたなりが、横浜の多村仁外野手が契約を更改したのを最後に、無事に12球団全選手の契約交渉が完了したなりよ。だいたい2月よりも前に契約を更改して、気持ちを切り替えてキャンプに臨むのがプロ野球界の通例ゆえ、今年は全選手の契約更改までにやや時間がかかったほうとも言えそうなり。

全選手の年俸が出揃ったことで、気になるのはやはり高額年俸選手のランキング。昨年トップだった横浜の佐々木主浩投手(6億5,000万円)が現役を引退、2位だったソフトバンクの城島健司捕手(5億円)がマリナーズに移籍したため、今年のランキングは昨年とはガラリと異なるモノとなっているなりね。どのようなランキングになっているのか、参考までにまとめてみることにするなり。

[2006年 プロ野球選手の年俸ランキング]
1位 松中信彦内野手 5億円 ソフトバンク
2位 小笠原道大内野手 3億8,000万円 日本ハム
3位 上原浩治投手 3億4,000万円 巨人
4位 今岡誠内野手 3億3,000万円 阪神
4位 松坂大輔投手 3億3,000万円 西武
6位 高橋由伸外野手 3億2,000万円 巨人
7位 岩瀬仁紀投手 3億500万円 中日
8位 西口文也投手 3億円 西武
9位 小久保裕紀内野手 3億円 巨人
10位 清原和博内野手 3億円 オリックス

[※参考 2005年 プロ野球選手の年俸ランキング]
1位 佐々木主浩投手 6億5,000円 横浜
2位 城島健司捕手 5億円 ソフトバンク
3位 小笠原道大内野手 4億3,000万円 日本ハム
4位 清原和博内野手 3億6,000万円 巨人
5位 高橋由伸外野手 3億4,000万円 巨人
5位 上原浩治投手 3億4,000万円 巨人
7位 松中信彦内野手 3億2,000万円 ソフトバンク
8位 古田敦也捕手 3億円 ヤクルト
9位 谷佳知外野手 2億9,000万円 オリックス
9位 工藤公康投手 2億9,000万円 巨人

今年の球界トップに輝いたのはソフトバンクの松中信彦内野手。先日、異例の7年契約を結んだことでも話題となったなりが、一昨年は打率.358、44本塁打、120打点の成績で史上7人目の三冠王、昨年は打率.314、46本塁打、121打点で二冠王という成績を考えれば、名実ともにプロ野球界のトップに君臨するに相応しい選手と言えるなりね。

昨年よりも3億円の大台を突破した選手が増え、上位10選手がすべて3億円以上の年俸になっていることが目を引くなり。また、昨年に比べると顔触れが少し変わっていることにも注目。中継ぎ・抑えのポジションで年俸を上げてきた中日の岩瀬仁紀投手や、いまや阪神の「顔」に成長した今岡誠内野手など、納得のランクインといった感じなりね。

ファンの関心は年俸をいくらもらっているかではなく、あくまでも年俸に見合った活躍をしてくれるかどうか。特に高額年俸選手のランキングに入るような選手はプロ野球界を代表する選手に違いないので、誰もが「年俸に見合う成績」だと感じるような、立派な活躍に期待したいなりね。

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