NTTドコモ、ノキア製FOMA端末「NM850iG」を発表。

2006/02/16 09:59 Written by コ○助

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かつてNTTドコモの端末ラインアップの中で異彩を放ち、一部のファンからは絶大な支持を得ていたノキア製の端末。今でこそノキア製の端末はボーダフォンでしか見ることができなくなってしまったなりが、もともとNTTドコモとノキアは近い関係にあったメーカーなりね。そのため、オールド(?)ユーザーを中心に「ノキア待望」の声が長年上がっていたなりよ。

初めてノキアがNTTドコモ向けに端末を供給したのは1995年。「NOKIA 2080」という、ごくごく普通のストレート端末だったなりね。この「NOKIA 2080」はそれほどノキアらしい特徴のある端末ではなかったなりが、その後に発売された「NM207」や「NM502i」は北欧テイストあふれる洗練されたデザインにファンが続出。日本におけるノキア人気を決定づけるほどインパクトのある端末だったなりよ。

ところが、「NM502i」を最後にノキア製端末がNTTドコモのラインアップから姿を消えてしまうなり。2004年頃には再参入の噂も流れたなりがこれも実現せず、結局6年に渡ってNTTドコモからはノキア製の端末が発売されることはなかったなりね。この状況に悲しみに暮れ、ノキア製端末を投入しているボーダフォンに乗り換えた人もいるほど。「ノキア待望論」を心に抱いている人は意外なほど多いなりよ。

そして、ついにNTTドコモに再びノキア製端末がラインアップされる日が来たなり。「902i」シリーズなどの通常のラインアップではなく、「NM850iG」という型番の企画端末で再登場することになったなりね。簡単に「NM850iG」のスペックや特徴をまとめておくなり。

[NM850iG(FOMA、ノキア製)]
・W-CDMA方式(2GHz)とGSM方式(900/1800/1900MHz)に対応。
・海外ローミング対応機としては「N900iG」「M1000」に次ぐ3機種目。
・2.1インチ、65,536色表示のTFT液晶ディスプレイを搭載。
・123万画素のCMOSカメラを搭載。
・AAC対応の音楽再生機能を搭載。
・Bluetoothを搭載。
・iモードに対応。
・テレビ電話に対応。
・外部メモリはRS-MMC(32MBを同梱)
・「Nokia 6630」(ボーダフォンの「702NK」のベースモデル)をドコモ仕様にカスタマイズ。
・2月24日から発売開始。

見た目からしてボーダフォンの「702NK」と同じように見えるなりが、中身はNTTドコモ向けにカスタマイズされているので、決して「702NK」で出来たことが「NM850iG」でも出来るという保証はないなりね。スペック的には、今どきの携帯電話に比べると平々凡々。型番からしても一般のユーザーをターゲットにしたモデルではないので、大ヒットするような端末ではないなりが、ひとまずはNTTドコモにノキアが帰ってきたことを素直に喜びたいところなり。

「NM850iG」ともども、今後のノキア製端末の投入に期待なりね。

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