松下電器、光学10倍ズームでもコンパクトな新型「LUMIX」発表。

2006/02/14 16:07 Written by コ○助

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「高倍率の光学ズームは魅力的だけど、どうしても本体が大きくなるからコンパクトデジカメで我慢」。デジカメ購入の際にそんな悩みを抱えた経験を持つ人は少なくないと思うなり。各社から光学12倍ズーム以上と手ぶれ補正機能が付いたデジカメが発売され、量販店の売り場に行ってみればどれも魅力的な製品ばかり。価格もこなれてきて、コンパクトデジカメよりも少し高い程度と、手を出しやすくなってきているのも購買意欲をそそる理由のひとつなりよね。

ただ、普段から持ち歩かなければあまり意味のないデジカメゆえ、その大きさを見て購入に二の足を踏む気持ちは特に不思議なことではないなり。コ○助もかつてはデジカメの大きさに嫌気がさして、めっきりデジカメを使わなくなった経験を何度も持っているなりからね。デジタルグッズ好きのコ○助ですらそうなりから、普通の人はもっと苦痛に感じるのは容易に想像ができるなりよ。コ○助がすっかりハマってしまった高倍率の光学ズームの世界に、一人でも多くの、特に初心者の人に足を踏み入れて欲しいと思いつつも、大きさの問題で積極的に薦めることができずにいたなりね。

でも、松下電器から発表された新しいコンパクトデジカメ「LUMIX DMC-TZ1」はかなり良さそう。本体は小さいのに、屈曲光学系の先端に沈胴光学系を組み合わせることで光学10倍ズームを実現させたスグレモノなりよ。これなら初心者でも、女性でも気軽に持ち歩けそうな、そんな予感をさせてくれる製品なりね。

それでは、簡単にスペックや特徴をまとめておくなり。

・1/2.5型CCDを搭載(有効画素数は500万画素)。
・光学式手ブレ補正機構を装備。
・ドイツのLeica製の「LEICA DC VARIO-ELMARIT 10倍ズームレンズ」を使用。
・2.5型の低温ポリシリコンTFT液晶を搭載。
・あらかじめ旅行の出発日を設定しておくと、画像に旅行の何日目かを記録してくれる「トラベル日付」機能を搭載。
・飛行機の窓からの景色を美しく撮影する「空撮モード」を搭載。
・3月24日から発売予定。
・価格はオープンプライス(45,000円前後)。

ほかのデジカメにはない機能としては、「トラベル日付」がちょっと面白そう。撮影した写真を後から見返したときに、何日目の行程のものだったかを忘れてしまうことがあるなりが、この機能があれば忘れることなくバッチリと旅の思い出を振り返ることができるなりね。コンパクトで、高倍率の光学ズームで、旅行を意識した機能が搭載されていて。「旅」のお供に最適なカメラと言えそうなり。

価格は普通のコンパクトデジカメに比べると若干高めではあるなりが、それだけの魅力を持った製品なのは間違いなし。コンパクトで高機能なデジカメを探していた人は、ぜひ選択肢のひとつに加えてみてくださいなり。

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