前西武の小関竜也外野手がブルワーズとマイナー契約へ。

2006/02/09 09:54 Written by コ○助

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西武の選手会長を務めていた小関竜也外野手が、突然メジャー挑戦を表明したのは昨年12月のこと。けがの影響もあって不本意なシーズン(打率.198、0本塁打、1打点、0盗塁)を過ごしたこともあり、オフの契約交渉で球団から提示された来季年俸は6,500万円ダウンの3,000万円という目を疑うような数字だったなりよ。そのため小関選手はトレードを志願、球団もこれを受けて他球団に商談を持ちかけていたなりが、結局これがまとまらずに自由契約で退団することになったなりね。

退団決定後、代理人を付けてメジャー移籍の道を模索することになったなりが、小関選手本人は「メジャーでやれるにこしたことはないけど、やれるならマイナーでも挑戦したい」(サンケイスポーツ)と、決してメジャー契約にはこだわらない姿勢を見せていたなりよ。まずはメジャーでもマイナーでも、プレーできる環境が欲しい。環境さえあれば、結果を残す自信がある。そんな雰囲気を漂わせていたなりね。

ただ、もう時期も時期。2月も中盤に差し掛かろうかという時期だけに、「ひょっとするとこのままどことも契約がまとまらずに引退の可能性も」と囁かれ始めていたなりが、ようやく9日に朗報が届いたなりよ。スポーツ各紙の報道によると、どうやら小関選手は2月4日と5日にロサンゼルスで行われたトライアウトを受け、その守備力の高さと俊足がスカウトの目に止まり、大家友和投手が所属するブルワーズとマイナー契約を結ぶ見通しとなったなりね。

マイナー契約ゆえ、メジャーに上がるためには3月から始まるキャンプで結果を残さなければならないなりが、ブルワーズは外野のレギュラー3人は確定しているものの、控えの層が薄いチームのために小関選手の入り込む余地もありそう。西武での全盛期に見せたような、小技の利いたプレーができれば、ひょっとしたら開幕メジャー入りも……と夢は広がるなりね。と、まだ正式契約にも至っていないのに、広げすぎなりか(笑)。

せっかく掴みかけたこのチャンス。ぜひともモノにして、1年が終わった頃にはブルワーズの「日本人メジャーリーガー」と認知されているような活躍に期待したいものなり。

☆今オフメジャー移籍を目指す選手
◎城島健司捕手(ソフトバンク)→FA権行使、マリナーズと契約
○入来祐作投手(日本ハム)→ポスティング入札なし、自由契約、メッツと契約
◎森慎二投手(西武)→ポスティング、デビルレイズと契約
○斎藤隆投手(元横浜)→自由契約、ドジャースと契約
○マック鈴木投手(元オリックス)→自由契約、アスレチックスと契約
○小関竜也外野手(西武)→自由契約、ブルワーズと契約の見通し
×石井弘寿投手(ヤクルト)→今オフは断念
×松坂大輔投手(西武)→今オフは断念
×井川慶投手(阪神)→今オフは断念
×山口和男投手(オリックス)→今オフは断念
×上原浩治投手(巨人)→今オフは断念
×清水直行投手(ロッテ)→今オフは断念
備考:野茂英雄投手(前デビルレイズ)は所属先未定。◎はメジャー契約、○はマイナー契約。

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