2003年5月に右肩を痛めて以来、度重なる再発により実力が発揮できずにいる阪神タイガースの浜中治外野手。04年に手術を受けてから回復しつつあり、岡田彰布監督の今季の構想では「3番・右翼」と期待されているのだ。そんな今季正念場の「虎のプリンス」が、バレーボールの「カオル姫」こと菅山かおる選手が出場したVリーグ女子・JTマーヴェラス対パイオニア・レッドウィングスの試合を“変装”観戦しているところを、サンケイスポーツに激写されたのだ。

浜中外野手は、登録名を治からおさむに変更しブレークした2001年に当時OLだった聖子さんと結婚し一子をもうけたものの、手術を受けた04年には離婚したのだ。原因は嫁姑問題というから、浜中外野手のお母さんはよほど厳しい人だったのだろうか。それとも、浜中外野手がマザコンとか？

野球も思うようにできず離婚までした浜中外野手に関する恋の報道に、阪神ファンのぼくはちょっとうれしくなったのだ。浜中外野手と菅山選手は同じ市内に住み、コンビニエンスストアーに一緒に買い物に行くﾒコンビニデートﾓが何度も目撃されているそう。この日、ニット帽にサングラス、マフラーぐるぐる巻きという周囲から浮きまくった姿で観戦していた浜中外野手にサンケイスポーツの記者が「浜中選手ですか？」と質問したところ、「いいえ、人違いです」と否定。菅山選手との交際についても「つきあってないよ！！」としている。まあ、この内容からは恋愛関係にあることはわからないけれど、サンケイスポーツに掲載されている浜中外野手の格好は怪しすぎ（笑）。これでは、「バレちゃヤバいことしてます」と言っているようなものなのだ。

一方、JT・マーヴェラスに所属し、昨年のワールドグランプリ代表選手でもある菅山選手は「（JTのメンバー）みんなと食事をしたことはありますが。お付き合い？　全然そんなのないですよ。電話番号も知りませんし」（サンケイスポーツより）と、親密な交際は否定しているのだ。まあ、本当のこと話すわけないけど。

菅山選手は宮城県岩沼市出身で浜中外野手と同じ1978年生まれの27歳。古川商業高校（現古川学園高校）時代には、春の高校バレーで優勝を経験している。昨年のワールドグランプリから日本代表に入って注目され、その端麗な容姿のためフジテレビが中継のキャッチフレーズとして「攻守に輝くカオル姫」「ファイティングカオル姫」と呼んだことから「カオル姫」の愛称が定着、色白なことから「白い妖精」の異名も持つ。うーん、たしかにこういう美系は元日本代表の益子直美選手以来なのだ。しかし、本人いわく哀川翔と浜田省吾、オリックスの清原和博選手をこよなく愛し、レバ刺しとラーメンが好物 という、「姫」とは全く逆の性格なのだとか。まあ、それより「プリンセス・メグ」と呼ばれた栗原恵選手（パイオニア）の立場が気になるのだ。栗原選手が代表に復帰すれば同じチームに姫が二人……。

菅山選手は以前、ナイスポに有名選手Ｋの出身高の監督との泥沼不倫を報じられたのだけれど、これは事実無根だったのだそう。実際は、誠英高校のT監督と交際してるとのもっぱらの噂だったのだ。いつの間に浜中外野手に乗り換えたのだろう。

浜中外野手は背番号を31から5に、登録名も本名の「治」に戻して今季に望む。今年が正念場の浜中外野手にとって、菅山選手が「姫」でなく幸福を運ぶ「女神」であれば、阪神ファンにとってこれほどうれしいことはないのだ。