去就が注目される長谷川滋利投手「来週中に決断」。

2006/01/20 14:16 Written by コ○助

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19日にスポーツ報知に掲載された前マリナーズの長谷川滋利投手の引退報道。今年38歳を迎えるとはいえ、昨年もまだメジャーの一線でバリバリやっていた長谷川投手が引退するとの内容は大きなインパクトだったなりよ。翌20日のスポーツ各紙にも去就に関する記事が掲載されていたので、今季も現役を続行するか否かで悩んでいること自体は本当のようなりが、日刊スポーツはアメリカの自宅にいる長谷川投手を直撃、コメントを引き出しているなり。

「今、オファーのある球団がいくつかあるので、真剣に考えている途中です」
「優勝したい気持ちが強い。優勝争いのできるチームなら真剣に考えたい」
「近いうちに決断しないといけないと思っています」

ということなので、「引退を決意」との内容だったスポーツ報知の報道は少し先走りすぎだった模様。昨年の公式戦が終了した段階で引退を示唆する発言があったことが今回の引退報道の引き金になっているなりが、日刊スポーツの記事を読む限りでは、まだ現役を続行することも検討しているようなりよ。ちなみに、妻子は現役続行を望んでいるようなので、家族を大切にする長谷川投手が今年もプレーを続ける可能性は十分にありそうなり。
そうそう、ちょうど現在発売中の「週刊文春」に、長谷川投手と阿川佐知子の長い対談記事が掲載されているなりよ。長谷川投手がプロ野球生活を終えたあとのビジョンなどについて語っている興味深い内容だったので、少し見ておくことにするなりね。

「(マリナーズの解雇は)僕はもうわかってましたから。マリナーズは若返りを図っていて、ピッチャーも若手がよくなってきてた。僕の実力はもうわかってるけど、若手はどんな力を出すかわかんないし、金額は僕の十分の一だから、向こうを選んで当然ですよ」
「(今後のことは)5年くらい前から考えてます。小学生の頃から計画を立てるのが好きですから(笑)」
「冗談でなしに、僕、世界一になりたいと思ってるんですよ。どんな職業でも、世界一を目指すくらいの心意気でやらないと、選手でプレーするのはもう経験したから、次はチームのオーナーになるか、マイクロソフトのオーナーになるか……」
「いろんな可能性を考えて、あらゆる選択肢を頭の中で組み立てていくのが、今はメチャクチャ面白くて楽しくてしゃあないんです」

引退するかどうかには全く触れていないなりが、常に現役生活を終えたあとの「次」に関しては考えているようなりよ。それは何も今に始まったことではないので、マリナーズを解雇されたから、というわけではないなりね。

日刊スポーツにはオファーのあった巨人には断りを入れており、日本球界復帰の可能性はゼロに。今後はドジャースとエンゼルスに絞って移籍するかどうかを検討するようなので、「現役続行」の朗報が舞い込んでくることに期待したいなりね。

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