昨年は映画「ALWAYS 三丁目の夕日」やドラマ「野ブタ。をプロデュース」の好演でメキメキと評価を上げた堀北真希。デビューから3年間で14本もの映画に出演、富士写真フイルムのイメージガールや家庭教師のトライのCMに出演するなど、「若手女優No.1」の呼び声も高い、今最も注目される10代女優の一人なりよね。今年は正月から日本テレビ系で中継された高校サッカーのイメージキャラクターに抜擢され、大量露出していたのは記憶に新しいところなり。

ちなみに、今年はすでに4本の映画への出演が決定しているなりよ。1月の時点でこの数なので、最終的にどこまで増えていくのか楽しみなところなりが、とりあえず公開待機中の4作品を確認しておくなりね。

2月「ケータイ刑事　THE MOVIE 〜銭形姉妹への挑戦〜」（佐々木浩久監督）
2月「春の居場所」（秋原正俊監督）
6月「TRICKトリック　-劇場版2-」（堤幸彦監督）
初夏「着信アリ ファイナル」（麻生学監督）※
※「着信アリ ファイナル」は主演作

もちろん、映画以外にもドラマやCMへの出演も増えることになりそうなので、今年はさらなる飛躍が期待できる年なりね。石原さとみや長澤まさみ、沢尻エリカ、市川由衣、成海璃子、本仮屋ユイカ、佐津川愛美ら10代の女優にライバルは多いなりが、堀北真希は独特のほんわかとしたムードの持ち主。オリジナリティを持った女優なのは間違いないので、ライバルに埋もれることなく、大輪の花を咲かせて欲しいものなり。

さて、そんな堀北真希がニッカンスポーツのインタビューに答えているなりよ。今どきの女子高生とは少々趣が異なる「堀北ワールド」が全開のインタビューなので、どのような内容なのか少し見ておくことにするなりね。

「勉強が好きなんです。特に歴史。自分が知らないことを教わるのが楽しい。学校って、すごく貴重でぜいたくなところだと思います。先生＝プロからきちんと丁寧に教えてもらえる」
「0歳から水泳を始めて小学校のときはサッカーも。中学3年間はバスケットボール部で副主将でした。長距離走も好きなんです。短距離より、自分が頑張った分だけタイムが上がるから。走ると気持ちいいし楽しい」
「（友だちの生活が羨ましい時も）あります。でもないものねだりじゃないですか。お互いに大変なんだし、私もこういう仕事をやって分かったこと、学校だけじゃ分からないことをたくさん分かったので、そういうことをみんなに教えてあげたいと思います」
「テレビもスポーツ見たり、ニュースを見るのが好きですね。知りたがりなんですよ。いろんなことに興味があって、すぐ、何で、どうしてって聞いちゃう」

インタビューから伝わってくる印象は、とにかくマジメな子。これがメディア対応用に作られたキャラクターだとしたら恐ろしいものがあるなりが、そうでないと今は信じておきたいなりね（笑）。中学時代は勉強もできて、スポーツも万能で、という完璧な少女だったようなりよ。芸能界デビューのきっかけは、部活帰りのジャージ姿のときにスカウトされたことだったなりが、スカウトの人はよくぞこの原石を見つけたいう感じなりね……。

2006年、堀北真希がどのような進化を遂げていくのか楽しみなりね。どうかこのままのイメージで成長していきますように。