日本人の国際結婚はなんと15組に1組。

2006/01/01 13:57 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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国際結婚が珍しくなくなった昨今。考えてみると一体どれだけの日本人が国籍の違う相手と結婚しているのか、ちょっと気になります。するとそのウォール真木の疑問にピンポイントに答えてくれる記事が朝日新聞に載っていました。

東京女子医大の李節子助教授がまとめたデータによると、一昨年2004年度のの日本国籍保有者の結婚のうち、48,414組が異国籍間の結婚だったという話です。これは全体の6.6%にあたり、ほぼ15組に1組が国際結婚だとか。国際結婚が珍しくなくなったというのは、確かに気のせいではなかったのですねぇ。

ところでこの李助教授の統計は、国内で届けられた婚姻総数と、海外の領事館などで受理された婚姻届をあわせた数字を合わせたもの。この国内外の届出を比べると、実に面白い違いが出てきます。国内では男性が日本人の場合が多く、海外では女性が日本人のケースが多いとのこと。

さらに国際結婚をした日本人男性が結婚相手に選んだのは、中国人女性が最も多く、その次にフィリピン人、韓国・朝鮮籍と続きます。対して女性の場合は米国、韓国・朝鮮、中国とのこと。

国際結婚が増加した理由は、やはり日本人の海外居住が増えたこと、日本に生活する外国人が増えたことなどで、以前と比べて外国人と出会うチャンスが増えたせいもあるでしょう。これからも国籍という枠を超えた結婚が増えていくのかもしれませんね。

そういえば、アメリカ人が国際結婚するケースってどれだけあるんでしょう?チャンスがあったら調べてみますか。

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