英放送局チャンネル4、ファミリー映画ベスト100発表。

2005/12/30 18:20 Written by コジマ

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英放送局チャンネル4が、これまでに公開された最高のファミリー映画100本を決める「100 GREATEST FAMILY FILMS」を発表し、1982年制作の「E.T.」(スティーブン・スピルバーグ監督)が1位に輝いたのだ。また、2位には2001年制作の「シュレック」(アンドリュー・アダムソン 、ビッキー・ジェンソン監督)、3位には1964年制作の「メリーポピンズ」(ロバート・スティーブンソン監督)が選ばれた。

同ランキングは、チャンネル4の公式サイト閲覧者による投票により決められたものなのだ。上位10作品を見てみると、

1. E.T.(1982年) スティーヴン・スピルバーグ監督
2. シュレック(2001年) アンドリュー・アダムソン、ビッキー・ジェンソン監督
3. メリーポピンズ(1964年) ロバート・スティーブンソン監督
4. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年) ゴア・バービンスキー監督
5. トイ・ストーリー(1995年) ジョン・ラセター監督
6. ライオン・キング(1994年) ロジャー・アラーズ 、ロブ・ミンコフ監督
7. バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年) ロバート・ゼメキス監督
8. 夢のチョコレート工場(1971年) メル・スチュアート監督
9. スター・ウォーズ(1977年) ジョージ・ルーカス監督
10. オズの魔法使(1939年) ビクター・フレミング監督
(11位以降はこちらを参照)

当然のことながらディズニー作品が多数ランクインしているのだけれど、それらを抑えて「E.T.」が1位となったのだ。スピルバーグ監督の作品は、「ジュラシック・パーク」(1993年)も12位にランクイン。人気のハリーポッターシリーズは、15位に「ハリーポッターと賢者の石」(2001年、クリス・コロンバス監督)が最上位、18年ぶりに新作が制作された「スーパーマン」(1978、リチャード・ドナー監督)は52位だったのだ。

8位に入った「夢のチョコレート工場」のリメイク版「チャーリーとチョコレート工場」(2005年、ティム・バートン監督)はランクインしなかったのだ。また、27位に「メン・イン・ブラック」(1997年、バリー・ソネンフェルド監督) 、41位にホラー・コメディーの「ビートルジュース」(1988年、ディム・バートン監督)、ジョン・トラボルタが不良グループのリーダー役を演じた「グリース」(1978年、ランダル・クレイザー監督)などが入っているのが興味深い。これらの作品は本当に家族向けなのだろうか……。まあ、米国でPG-13指定(13歳以下の児童に不適切な箇所あり。保護者の判断が必要)を受けた「パイレーツ・オブ・カリビアン」が4位に入っているしなあ。英国映画は14位の「チキ・チキ・バン・バン」(1968年、ケン・ヒューズ監督)が最上位。うーむ、チャンネル4は英国のテレビ局なのに……。がんばれ英国映画!

個人的には、大好きな「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が7位、「スクール・オブ・ロック」(2003年、リチャード・リンクレイター監督)が51位だったのがうれしかったのだ。

お正月休みは家族が一緒にいる時間が多いはず。このランキングを参照にして、映画で家族の絆を深めてはいかが?

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