病気療養中の三遊亭円楽、元日の特番「大笑点」で復帰へ。

2005/12/30 14:01 Written by コ○助

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「笑点」の4代目司会者として1983年から22年間に渡り、「笑点」をけん引してきた三遊亭円楽。そんな番組の顔役が脳梗塞で倒れたのは10月のことだったなり。先に多発性硬化症(脳や脊髄の中枢神経に炎症が起こることで、手足のしびれや視力低下などの症状を引き起こす難病)のため闘病生活に入った林家こん平に続いて看板が離脱したことはファンのみならず、多くの人に衝撃を与えたなりよね。10月末からは桂歌丸を中心に既存メンバーが代役を務め、なんとかこの苦境を乗り切っている状態。ただ、見慣れた顔がいなくなった影響は大きく、最近の「笑点」は何やら寂しい空気が漂っているなり。

三遊亭円楽は脳梗塞という病気ゆえに、当初はなかなか言葉が出にくい状態が続いたため、長期の離脱、もしくは「このまま番組を降板か」との噂も流れていたなりよ。ただ、ニッカンスポーツによると入院→精密検査→治療を経て、11月1日にはすでに退院。現在は自宅で療養を続けており、リハビリに励んでいるなりね。本人からのコメントも出されており、現在は「日常会話は問題ないけれど、まだはっきりしゃべられなかったり、細かいことになると固有名詞が出ないこともある」(ニッカンスポーツより)という状態なのだとか。

まだ完全復活には時間がかかりそうではあるなりが、それでも復帰には意欲的で、とりあえず日本テレビ系で元日に放送される大型特番「大笑点 大喜利スペシャル!! スーパーアイドル&(秘)お笑いタレント&笑点メンバーが笑いのために今ひとつになる!?」の最後に生出演してあいさつをすることが明らかになったなりよ。番組の企画などには参加しないなりが、少しでも回復途上の姿を見せてくれれば、ファンとしては安心できるなりよね。

「大笑点」は元日の午前5時55分から午後8時まで、実に14時間に渡って放送される「超」が付く大型特番。山田隆夫を含めたおなじみの「笑点」メンバーに加え、TOKIOの5人を総合司会に据え、大喜利などのさまざまな企画を展開していく予定なりね。ほかにも桂三枝、ダチョウ倶楽部、アンガールズ、カンニングの竹山隆範、レイザーラモンHGらお笑いタレント、デーブ大久保、藤原組長、角盈男らスポーツ選手、橋下徹、丸山和也、住田裕子ら弁護士軍団など、総数200人以上が集まるいかにも正月らしい賑やかな番組なりよ。

番組のメイン企画はメンバーを入れ替えながら、何度も行われる大喜利。原口あきまさやホリらが参戦する「モノマネ大喜利」、弁護士軍団が参戦する「行列のできる法律相談所大喜利」、幼稚園児が参戦する「ラブリー幼稚園生大喜利」、TOKIOと「笑点」メンバーが対決する「大喜利最終決戦」などが順次行われるなりね。

番組の内容はともかく、三遊亭円楽復帰の足がかりとなる「大笑点」での生あいさつ。ファンの人は見逃せないなりね。

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