地上デジタル放送「ワンセグ」、体験後は92%が継続希望。

2005/12/26 12:46 Written by コ○助

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モバイル関連の話題に興味のある人以外には、まだあまりなじみのない地上デジタル放送「ワンセグ」。来年4月1日から本放送がスタートする携帯機器向けの放送サービスのことなりが、ユーザーは対応の携帯端末さえ持っていれば、月額料金や追加料金などは一切不要で、自宅でテレビを見るのと同様の感覚でテレビを見られる新しいサービスなりよ。現在は民放各局とNHKが試験放送を行っている段階で、対応端末はauから三洋電機製の「W33SA」が発売されているのみ(NTTドコモは「P901iTV」を発表も、発売時期は未定)なりが、サービス開始時期に合わせて各キャリアから何機種か投入される予定なりね。

すでに地上波のテレビが見られる携帯電話はボーダフォンやauから発売されているので、「ワンセグ」との違いがパッと分かりづらいかもしれないなりが、「ワンセグ」はテレビ付きケータイをもう一歩先に進めたもの。テレビ番組を見ながら、携帯電話の通信機能を使って情報の検索やショッピングをしたり、GPS機能などのほかのサービスと連動させたりと、放送と通信を融合したまったく新しいメディアを創り上げようとしているなりよ。また、現状のテレビ付きケータイに比べると、圧倒的に画質が美しく、「電波が上手く入らずにザーザーの画面が多い」という状況になりづらいのも大きな特徴。キレイな画質のテレビ番組をいつでもどこでも見られる。テレビっ子にはたまらないサービスなりね。

そんな「ワンセグ」の試験放送を体験した上で行った視聴希望調査の結果が、博報堂DYメディアパートナーズから発表されたなり。どのような結果になっているのか、少し見ておくことにするなりね。

・「ワンセグ」体験前は「やや視聴したい」「とても視聴したい」の合計が78%。
・「ワンセグ」体験後は同選択肢の合計が92%に増加。
・「ワンセグ」のサービスが始まることを知っていた人は30%。
・「ワンセグ」の名称を知っていた人は14%。

まだまだ認知度は低いなりが、実際に体験してみると、視聴希望の意向が増加しているなりね。コ○助も何度か「ワンセグ」対応端末を触らせてもらって試験放送を見ているなりが、確かに体験前と体験後では「ワンセグ」に対する見方がガラリと変わったなりよ。「こんなに違和感なく視聴できるのか」という驚きと、まだ実際には提供されていない携帯電話のほかのサービスとの連携がどのように進められていくのかの期待で、グッと視聴したい気持ちが高まってきたなりね。

バッテリー持ちが心配、録画ができるのかどうか現時点では流動的など、不安要素をいくつか抱えているなりが、「ワンセグ」によってテレビの視聴の在り方がガラリと変わる可能性もあるだけに、皆さんもサービス開始をぜひ楽しみにしてみてくださいなり。実際に携帯電話でキレイな映像が流れているのを見たら、きっと興味を持つ人は多いと思うなりよ。本放送開始まであと100日程度。わくわくなり。

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