楽天が「4番」確保、前西武のホセ・フェルナンデス内野手を獲得。

2005/12/14 08:52 Written by コ○助

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大きな期待を背負って船出したプロ野球参入1年目の今年、記録的な大敗を喫してしまった反省から、野村克也監督の招聘など来季に向けて大幅な補強に乗り出している楽天。ロッテや巨人で主に中継ぎとして活躍したブライアン・シコースキー投手、今季横浜で7勝を挙げた実績のあるセドリック・バワーズ投手を獲得するなど、着々と戦力を整えつつあるなりが、新たに前西武のホセ・フェルナンデス内野手を獲得したことが発表されたなり。

フェルナンデス選手は2002年に韓国プロ野球で45本塁打を放ったパワーが評価され、2003年の途中からロッテに入団。打率.303、32本塁打、100打点という素晴らしい成績を残したなりが、契約交渉が決裂、わずか1年でロッテを自由契約となってしまうなり。そこで獲得に乗り出したのが西武だったなりが、移籍後も期待に応える活躍を見せ、2004年の日本一に貢献していたなりね。3年目の今季も引き続き安定した成績を残していたなりが、同僚のアレックス・カブレラ内野手の年俸高騰の煽りと、球団の経費節減の方針から自由契約となっていたなり。

参考までにフェルナンデス選手の日本での3年間の成績をまとめておくなり。

2003 ロッテ 126試合、打率.303、32本塁打、100打点
2004 西 武 131試合、打率.285、33本塁打、94打点
2005 西 武 120試合、打率.293、26本塁打、84打点

最近はハズレの外国人選手が多い中、この数字は立派なもの。楽天の今季所属選手の誰をも上回る安定感と実績を持つ選手だけに、来季の「4番」に座るのは確実視されているなりね。ただ、ひとつ問題なのは守備がお粗末すぎること。基本的にはサードかファーストが守備位置になるなりが、ファンの間ではフェルナンデス選手の失策が多いことは有名で、今季はDHのない交流戦ではスタメンから外されることが多かったなりよ。このあたりは野村監督が最も嫌うところなので、恐らくDHで起用されることになりそうなりか。

今季の楽天は7人の外国人選手がいずれも活躍できなかったなりが、来季は日本での経験を積んだ外国人選手が投打に加入したことで、戦力的に厚みを増しているのは確実。まだ来季の所属球団が決定していない前広島のグレッグ・ラロッカ内野手や前ロッテのマット・フランコ内野手、ダン・セラフィニ投手、前巨人のタフィ・ローズ外野手など、獲得できれば戦力として計算できる選手がたくさんいるだけに、楽天が本気の補強をする心づもりがあるのであれば、もう1〜2名は日本で実績のある選手が欲しいところなりよね。メジャーに挑戦する前横浜の斉藤隆投手の獲得も視野に入れているようだし、楽天は確実に強くなりそう。2年目の楽天が楽しみなりね。

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