モバイルノートの分野で高い評価とシェアを誇る松下電器産業の小型ノートパソコン「Let'snote」シリーズ。コ○助も、いつも量販店に行くたびに「欲しいなぁ、欲しいなぁ」と指をくわえて見ているなりが、ほかのノートパソコンに比べると価格が若干高めなのがネックで、なかなか購入に踏み切れないでいるなりよ。現在、モバイル環境では東芝の「Libretto L2」を愛用しているものの、起動までの時間や処理速度にやや不満を抱き始めている上に、かれこれ4〜5年ほど使っている機種なので、そろそろ新しいモバイルノートが欲しいというのが本音でもあるなり。新しいモノ欲しいなりね……。

1キロを切るノートパソコンはそれほど選択肢があるわけではなく、小型・軽量にこだわった上で性能とのバランスを考えると、どうしても定評ある「Let'snote」シリーズに落ち着いてしまいがち。モバイルノート、ミニノートという市場を盛り上げるためにも、松下電器産業以外のメーカーにも頑張って欲しいところなりが、かねてから対抗機の投入計画を明らかにしていたNECが、ついに最軽量時構成で約996グラム、7時間連続駆動を実現した「VersaPro UltraLite」を発表したなりね。どのような製品なのか、簡単にその特徴やスペックをまとめておくなり。

[VersaPro UltraLite]
・12.1インチのXGA（1,024×768ドット）液晶を搭載。
・CPUは超低電圧版Pentium M 753　1.2GHzを搭載。
・インターフェースはType2 PCカードスロット×1、USB 2.0×3、Ethernetなど。
・本体外観素材にはマグネシウムダイカストを使用。
・「耐150キロ」のLet's noteを上回る堅牢性を実現。
・最大7時間駆動のバッテリー性能を実現。
・BTOでメモリ、HDD、無線LANの有無、OSなどを選択可能。

ただ軽いだけでなく、とにかく頑丈なのが「VersaPro UltraLite」のウリ。とかく手荒い扱いになりがちなモバイルノートパソコンだけに、頑丈なのは嬉しいところなりよね。これなら気兼ねなく、カバンに放り込んで持ち歩くことができそうなり。もちろん、7時間の駆動時間も魅力的。価格はHDD 20GB、メモリ256MB、OSにWindows XP Home Edition(SP2)を搭載したベーシックな構成だと181,230円になるようなりよ。う〜む、ちょっと欲しいかも。

「VersaPro」のラインアップは、基本的には企業向けの製品ではあるなりが、個人が使う場合でも十二分に力を発揮してくれること間違いなし。とにかく小型、軽量、そしてタフなモバイルノートパソコンが欲しかった人は、ぜひ選択肢のひとつに加えてみてくださいませ。