FAの城島健司捕手、3年総額22億円でマリナーズと契約。

2005/11/22 19:38 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


ソフトバンクからFA権を行使、日本人初の「捕手メジャーリーガー」を目指していた城島健司捕手なりが、今月7日に渡米した際に唯一接触を持ったマリナーズへの入団がすんなりと決定したなりよ。その契約内容は、3年契約で、出来高払いを含んだ最大の年俸額は総額1,900万ドル(約21億8,500万円)。すでに多くの日本人選手が活躍している投手や野手ではない上に、チームの要石となる捕手というポジションということ、そして城島選手が英語を話すことができないことなどを考えると、日本でいかに実績があるとはいえ、破格の待遇を受けることになるなりね。

マリナーズと契約を結んだ理由について、城島選手は記者会見の中で「一番最初にオファーがありましたし、チームに3人いるキャッチャーの中で僕をナンバーワンに評価してくれた」と、マリナーズの誠意が決め手であったことを告白。当初はメッツを初めとする複数の球団と接触する予定だったなりが、マリナーズの熱意に一気に気持ちが傾き、ほかの会談をキャンセルし、マリナーズに一本化していたなりね。

不安視されている英語によるコミュニケーションついては、城島選手が日本に滞在している間はマリナーズ側が家庭教師を用意。24時間体制で英語の勉強に励むことになるというなり。ただ、本人は「確かに現段階では通訳なしでベラベラしゃべれるわけではない。でも、片言の英語でも、誠意を持って話をすれば、必ず伝わると思う」とそれほど心配はしていないようなりよ。実際に試合に臨んでみなければ分からない「言葉の壁」はあるかもしれないなりが、城島選手の気持ちが前向きなので、それほど心配することは無さそうなりね。

マリナーズは長年正捕手を務めてきたダン・ウィルソン捕手が今季限りで引退。城島選手を含めて3人の捕手が後釜を争うことになるなりが、チームの評価は城島選手が一番ということなので、順調にいけば来春にはイチロー外野手と共にセーフコ・フィールドに立つことになりそうなりか。同ポジションの日本人選手としては一、二を争う実力を持つイチロー選手と城島選手が同じチームでプレーする……これはワクワクしないわけがないなりよ。またメジャーを見る楽しみが増えそうなりね。

☆城島健司捕手の日本での成績
1995 ダイエー 12試合、打率.167、0本塁打、1打点
1996 ダイエー 17試合、打率.241、4本塁打、9打点
1997 ダイエー 120試合、打率.308、15本塁打、68打点
1998 ダイエー 122試合、打率.251、16本塁打、58打点
1999 ダイエー 135試合、打率.306、17本塁打、77打点
2000 ダイエー 84試合、打率.310、9本塁打、50打点
2001 ダイエー 140試合、打率.258、31本塁打、95打点
2002 ダイエー 115試合、打率.293、25本塁打、74打点
2003 ダイエー 140試合、打率.330、34本塁打、119打点
2004 ダイエー 116試合、打率.338、36本塁打、91打点
2005 ソフトバンク 116試合、打率.309、24本塁打、57打点

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.