プロデューサーが語るPSP「TALKMAN」の魅力と遊び方。

2005/11/17 18:15 Written by コ○助

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「韓国料理店でおばちゃんたちが注文しまくる」ソウル編、「トイレの中でトイレットペーパーが無いことに気が付き、助けを求める」中国編、「バーで出会った女性に『一杯おごりますよ』と語りかけるも……」のニューヨーク編などなど、最近大量にCMがオンエアされているので、気になっている人も多いであろうPSP向けソフト「TALKMAN」。PSP本体に付けたマイクに向かって日本語で話しかけると、「TALKMAN」が英語、中国語、韓国語に自動的に翻訳してくれるだけでなく、相手が英語、中国語、韓国語で話した言葉を日本語に変換して喋ってくれるという、なにやら翻訳機のような趣を持ったソフトなりね。

CMを見る限りでは海外旅行などで大活躍してくれそうな「TALKMAN」なりが、このソフトはどのような経緯で開発され、どのように遊ぶことを目的としたものなのかを山本吉輝プロデューサーが語ったインタビューがインプレスに掲載されているなりよ。コ○助もこのソフトに物欲が動かされているので、少し見ておくことにするなりね。

「これは『喋るゲーム』ではなくて、『見せるゲーム』。コミュニケーションのきっかけツールです」
「翻訳機を作ろうと思ってはいません」
「あったら嬉しい、と思うものを作りました。『TALKMAN』は色々なシチュエーションが設定されていますが、それにこだわらず、自分なりに使い方を考えてみてください」

なるほど、あくまでも翻訳機という位置づけではなく、海外の人との会話の第一歩を踏み出せるような、そんなツールを目指したソフトという位置づけのようなり。収録されている語句は、レストラン、ホテル、観光スポットなど、海外旅行や一般会話に必要な約3,000会話(28シーン)で、最近の「喋る」電子辞書などと比べてもそれほど多いわけでは無いなりが、簡単な会話のきっかけ程度ならば十分に実用的なレベルだというなりよ。

具体的にどのように使うのかを説明しておくと。まず最初に、マイクに向かって日本語で話しかけるなり。例えば「トイレに行きたい」と話しかけると、「トイレ」の部分を抽出して選択候補がいくつか表示されるなりね。その中から最も適切な文章の候補を選ぶと、希望する言語で出力される、という仕組み。同時に、画面のキャラクター「マックス」君が表情や動きを交えながら喋ってくれるので、相手に状況が伝えやすいのが「TALKMAN」が電子辞書とは異なる点なりね。

このような翻訳機としての機能だけでなく、外国語の発音をチェックしてくれるゲームモードも搭載されているので、一応はゲームとしての側面も。まあ全体的には海外旅行に頻繁に出かける人などが主なターゲットになりそうなソフトなりか。事実、旅行代理店や外国語教室からの問い合わせも多いというなり。

面白そうではあるものの、残念ながらコ○助は外国人と接触する機会はゼロ。あ、ウォール真木が来日した際には、ダンナさんや子どもたちとコミュニケーションを取るのに良いかもしれないなりね。コ○助はそれまでちょっとお預けなり(笑)。利用シーンが思い付く人は、ぜひ購入を検討してみて下さいませ。

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