JR東日本、「モバイルSuica」を来年1月28日から開始。

2005/11/14 21:57 Written by コ○助

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「携帯電話をかざすだけで自動改札を通過できる」。かねてから「おサイフケータイ」にJR東日本の「Suica」の機能を統合させた「モバイルSuica」を来年1月から導入することはアナウンスされていたなりが、正式なサービス開始日が2006年1月28日午前4時からと発表されたなりよ。携帯電話の高機能化に伴い、世の中のさまざまなものが携帯電話に集約されつつあるなりが、いよいよ定期券や切符が携帯電話で代替えできるようになるなりね。

それでは簡単に、サービスの概要をまとめておくなりね。

開始時期:2006年1月28日午前4時〜
提供エリア:首都圏のJR各駅と東京モノレール、りんかい線の各駅、仙台地区、新潟地区(来年1月から)
特長:携帯電話上での履歴&残高確認、定期券・グリーン券の予約・購入、電子マネーのチャージ

楽しみなサービスではあるなりが、単に「おサイフケータイ」を所有していれば、それだけで「モバイルSuica」を利用することができるかと言えば、そうは問屋が卸さないなりよ。利用にあたってハードルを上げていることが2つほどあるなりね。まず、現時点での対応機種はNTTドコモが「F902i」「N902i」「P902i」「SH902i」「N901iS」「P901iS」「SH901iS」、auの「W32H」「W32S」に限られていること。まあこれに関しては、サービスの開始時期と端末の発売時期にズレがあるのである程度は仕方のないことなのでさほど問題では無いなりか。

かなりハードルを上げているのは、サービスの利用にあたって、JR東日本が発行する本人名義のクレジットカード「ビューカード」への加入が必須となること。これは……どうなりかね(笑)。余計なクレジットカードを持ちたくない人もいるし、そのクレジットカード自体に年会費がかかるのもイマイチ。将来的には「モバイルSuica」も年間1,000円程度の会費を徴収する計画があることから、「ビューカード」と「モバイルSuica」で二重に会費を取られることになるなりよ。加入までの手間と、コストをかけてまで利用したいと思うユーザーがどれほどいるなりかねぇ。

JR東日本は「2006年度末には、会員100万人を目指したい」と強気な数字を設定しているなりが、果たして利用者は思うように伸びるのか。コ○助も使ってはみたいなりが、「ビューカード」への加入が面倒というか、抵抗があるというか……。JR東日本管内に住んでいる皆さんは、「モバイルSuica」を使ってみる気はあるなりか?

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