スイーツ･ブームに飲み込まれ、最近はすっかり甘いもの好きになってしまったコ○助。そして元から甘いものが大好きで、アメリカン･サイズの巨大アイスクリームさえもペロリと平らげてしまうウォール真木。こうやって考えると、narinari.comライターはかなり全体的な糖分摂取量が多そうですね。せめてコジマさんには健康的な生活を送ってもらいたいものだ（笑）。

しかし空前のスイーツ人気とはいえ、洋菓子といえばアレルゲンとなる原料が沢山含まれています。近年子供の食物アレルギーに考慮し、それらを排除した食品も多く出回るようになりましたが、卵、小麦粉、乳製品……と三大アレルゲンが材料として使われているデコレーション･ケーキになると、やっぱり残念ながら食べられない子供たちも……。せっかくの誕生日やクリスマスなのに、と心を痛められる親御さんもいらっしゃることでしょう。

しかしそんなアレルギー体質の子供たちのことを考え、最近では「アレルギー対応」のケーキ作りに取り組むパティシエが話題になっているのだそうです。その代表なのが三重県伊賀市で「メルヴェイユ」を経営する山中俊明さん。

「食物アレルギーをもつ子供は、普段から食べたいものを我慢しなければならないことが多い。せめて誕生日とクリスマスはケーキを食べる喜びを味わってもらいたい」と考えた山中さんは、アレルギー対応ケーキつくりに挑戦。そして数年前に長いも、こんにゃく、豆乳などを駆使して完成させたのが「卵抜き」「卵･牛乳抜き」そして「卵･牛乳･小麦粉抜き」の3タイプです。さらにこれらのレシピを載せたマニュアルを作成。全国に配布し、今では全国で30店ほどがパートナーとして同様のケーキを作成･販売しているそうです。

「メルヴェイユ」サイトではこのアレルギー対応ケーキの成分表や、加盟店の情報などが掲載されているので、このスイーツにご興味がある方は是非チェックしてみてくださいませ。