「花より男子」が20%超え、先週放送の連続ドラマ首位に。

2005/11/08 09:39 Written by コ○助

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放送前にはいったい誰がこの視聴率の動向を予測できたなりか……というほど、「花より男子」(TBS系)の高視聴率は予想外の展開。もともと秋ドラマのTBS金曜22時枠はほかの企画が予定されていたなりが、制作に入る目前という時期に白紙に戻すことが決まり、急遽新たな企画として用意されたのが「花より男子」だったと言われているなりよね。もともと長年安定した人気を保っているマンガを原作に、TBSゆかりの子役出身女優である井上真央を主演に起用するという「お手軽企画」だったなりが、蓋を開けてみれば大成功のドラマとなったなりよ。

「花より男子」の初回視聴率は18.3%。これは初回トップのフジテレビ系「危険なアネキ」(21.1%)、次点のテレビ朝日系「熟年離婚」(18.7%)に続く数字で、この時点で驚きを持って受け止められていたなりが、「花より男子」はその後も視聴率を伸ばし、ついには第3回で20.5%と20%の大台を突破。先週放送分の連続ドラマの中で首位に立ったなりよ。参考までに、視聴率上位作品の第3回までの視聴率動向を見ておくことにするなりね。(※順位は第3回までの平均視聴率)

1位 「危険なアネキ」20.17%(21.1%→21.1%→18.3%)
2位 「花より男子」19.37%(18.3%→19.3%→20.5%)
3位 「熟年離婚」18.73%(18.7%→19.2%→18.3%)
4位 「鬼嫁日記」16.30%(16.7%→16.6%→15.6%)
5位 「野ブタ。をプロデュース」16.00%(16.1%→14.9%→17.0%)
6位 「大奥 華の乱」15.67%(14.5%→18.0%→14.5%)
7位 「ブラザー★ビート」14.16%(14.6%→13.8%→14.1%)
8位 「1リットルの涙」14.03%(13.5%→15.1%→13.5%)
9位 「恋の時間」11.10%(13.3%→11.2%→8.8%)
10位 「あいのうた」11.00%(12.5%→10.7%→9.8%)

ということで、第3回までの視聴率だけで見ると、依然としてスタートダッシュを決めた「月9」がトップに立っているなりが、決して盤石なトップとは言えないだけに、第4回の視聴率次第ではトップが入れ替わる……なんてこともあるかもしれないなりね。個人的には「危険なアネキ」は内容的にもやや苦しい雰囲気を感じるので、徐々にでも評価を高めている「花より男子」のほうに分があるように思うなり。

ほかのドラマも、「熟年離婚」や「野ブタ。をプロデュース」のように下馬評は決して高くなかった作品が奮闘しているのが今年の秋ドラマの特徴。「鬼嫁日記」は第3回までは4位にいるなりが、すでに放送が終了している第4回は12.9%と大きく数字を下げているだけに、このまま失速していく可能性も否めないなりよ。最終回に向けて盛り上がりそうな「野ブタ。をプロデュース」あたりが大化けして秋ドラマの視聴率ベスト3に食い込んでくることも十分に有りそうな話なりね。

まだまだ秋ドラマは中盤に差し掛かったばかり。今後も視聴率動向には注目しておきたいところなり。

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