「セカチュー」の山田孝之&綾瀬はるか、連続ドラマで再タッグ。

2005/11/04 09:30 Written by コ○助

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昨年7月からの「夏ドラマ」として、TBS系で放送されたドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」は、主人公のサク(高校時代)役に山田孝之、その恋人にして白血病に冒された少女・亜紀役に綾瀬はるかを起用。尺の長さが異なる映画版よりも濃厚な、そしてゆったりとした時間を描くことで、素晴らしい作品に仕上がっていたなりよね。

コ○助は不覚にも毎週ハラハラと涙を流しながら見入っていたなりが、過去のNarinari.comの記事を振り返ってみると、「役者の演技、現在と過去の交錯のしかた、画面の作り込み方などなど、映画の焼き直しだからこそ、細心の注意を払って制作されているのがよく伝わってくる」と、映画に続く二番煎じゆえに、逆に丁寧に作られていたと感想を残しているなりよ。確かに、今思い返してもなかなか良い作品だったかも。山田孝之、綾瀬はるかの若い俳優2人が見事な演技を見せ、実に印象的だったなり。

あの感動から1年半。インパクトのある作品で主人公とヒロインの関係だった2人を異なる作品でもう一度キャスティングすることはあまり無いなりが、「セカチュー」での好演が光った山田孝之&綾瀬はるかの2人が再びTBS系のドラマで共演することになったなりよ。出演が決まったドラマのタイトルは「白夜行」(1月スタート、木曜21時枠)。人気作家・東野圭吾が「秘密」に続いて発表した、大ヒットミステリー小説が原作のドラマなりね。どのようなストーリーの作品なのか、Amazon.co.jpのレビューから引用しておくと。

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。(Amazon.co.jp、「BOOK」データベースより)

山田孝之は桐原亮司役を、綾瀬はるかは西本雪穂役を演じることになるなりが、「世界の中心で、愛をさけぶ」とは異なる軸の「重さ」を演技に要求されることになりそう。特に、優等生的なイメージの強い綾瀬はるかが、陰を持ったヒロインをどう演じるのかには注目が集まるなりが、TBSの石丸彰彦プロデューサーは綾瀬はるかの起用については「(ヒロインの)激しい感じに近いと思った」とその理由を説明しているなり。そんな気もするような、しないような(笑)。

原作がしっかりとした作品だけに、ドラマ版は期待しても良さそう。共演者には渡部篤郎、八千草薫、武田鉄矢、柏原崇といった豪華な顔触れが集うことは決定しているなりが、演出を誰が担当するのかなどを含めて、続報を楽しみに待ちたいなりね。

☆現在までに判明している2006年「冬ドラマ!」
月曜21時 「西遊記(仮)」(主演:香取慎吾)フジテレビ系
火曜21時 「Ns'(ナース)あおい」(主演:石原さとみ)フジテレビ系
火曜22時 「アンフェア(仮)」(主演:篠原涼子)フジテレビ系
木曜21時 「白夜行」(主演:山田孝之)TBS系
木曜22時 「タイトル未定」(主演:高橋克典)TBS系
日曜21時 「輪舞曲(ロンド)」(主演:チェ・ジウ)TBS系
枠未発表 「都立水商」(主演:未発表)日本テレビ系
枠未発表 「めぞん一刻」(主演:未発表)放送局不明

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