ハロウィンに合わせホラー映画が初登場首位、北米週末興収。

2005/11/02 14:02 Written by Maki K Wall@駐米特派員

このエントリーをはてなブックマークに追加


(ご注意:このコラムには映画のネタバレが含まれている可能性があります。ご注意下さい)

ウォール真木が大の苦手とするモノの中に、ホラー映画があります。ホラー小説は平気で読めるのに、それがビジュアルになると、途端にギャーギャー!叫んで目をそらしてしまいますな。例えば鈴木光司の「リング」。原作は怖いというよりサスペンス感が強くて、思わずぐんぐん引き込まれていくストーリーが大変面白かったです。

だけど、これが映画になった途端もうダメ。ハリウッド版「リング」は特に映像が怖くて一緒に観にいった友人の肩に顔をうずめて「怖いシーンが終わったら教えてぇっ!」と泣いていました。後で彼女には「もう、絶対アナタとはホラー映画観に来ないからね!」怒られたのはいうまでもありません。

そんな私ですから、今週末の全米映画ボックスオフィスのランキングで初登場首位となった "Saw II" は絶対苦手な作品です。この映画は昨年公開されたホラー映画の続編。前作はインディー映画の最大の祭典でもあるサンダンス映画祭で上映された後、配給会社が買取契約のために争奪戦を繰り広げたという話題作です。

前作は密室で2人の若者が生き残りのためにお互いを殺しあわなければならない……というサイコ・ホラーでしたが、今回も8人の見ず知らずの男女が、理由も判らぬまま生き残るために殺し合い合戦に投げ込まれるというストーリーです。この背後にいるのが「ジグソウ」という連続殺人犯。彼を追いかけるエリック・マシュー刑事もこの殺人ゲームに巻き込まれて……という込み入った内容だそうで、前作よりもさらに目の離せない作品となっているそう。

ううう、面白そうなんだけどやっぱり怖い映画はなぁ(涙)。

ちなみに今週末の興収上位に食い込んだ他の作品ですが、2位にこれまたシリーズ続編となる "The Legend of Zorro" が入っています。これは7年前に大ヒットした「マスク・オブ・ゾロ」のアントニオ・バンデラスとキャサリン・ゼタ・ジョーンズが再びタッグを組んで製作されたアドベンチャー作品。前作が結構面白かったので、こちらは是非ウォール真木も観たいですね。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.