オリックスに暗雲? 清原和博内野手がヤクルトに獲得打診。

2005/11/02 07:43 Written by コ○助

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巨人から戦力外通告を受け、10月13日にはオリックスからの獲得打診に応えるカタチで中村勝広新監督と会談。オリックスは巨人時代とそれほど変わらぬ最大3億円もの年俸を用意するなど、清原選手に対して最大限の誠意を示して獲得に乗り出しているなりが、いまだに清原選手からの明確な回答はなし。それどころか中村監督が「清原選手から全く連絡がない」と嘆く始末で、好条件のオファーに即答せずにいる清原選手の真意がどこにあるのか図りかねていたなりよ。「清原選手は関西に戻る気がない」。そんなことも囁かれ始めているなりね。

そして、2日付けのスポーツニッポンにこんな記事が出たなり。「清原 ヤクルトに獲得を打診」。なんでも、清原選手が自らヤクルトに売り込みをかけており、現在はヤクルト側の回答を待っている状態だというなりね。清原選手の頭には巨人への「リベンジ」があるため、基本的に希望はセ・リーグの球団。また、慣れ親しんだ環境の東京を離れたくない意向もあるため、すべての希望を満たす球団がヤクルトとの判断に至ったようなりよ。そのため、かなり年俸面でも妥協も辞さない構えで、その額は1億円以下と「値ごろ感」のある金額を申し入れているのだとか。

すべて「関係者の話」をまとめた記事なので信憑性に関しては怪しいものがあるなりが、仮に本当にヤクルトに獲得を打診しているのであれば、古田敦也新監督がどのような判断を下すかに注目が集まるところ。清原選手は年齢的な衰えが隠せないとはいえ、神宮球場ならばまだまだ本塁打を量産することもできそうなりよね。また、「巨人へのリベンジ」というストーリーが描ければ、マスコミが食い付きそうなのは確かなり(笑)。ただ、古田監督は清原選手のような大砲タイプの選手をあまり必要としていないとも言われているため、現時点ではヤクルトが獲得に動く可能性は低いと言わざるを得ないなりね。

ほかに清原選手の獲得に乗り出す球団が現れない以上、ヤクルトが清原選手の打診を断ればオリックスに行くしか選択肢は残されていないのが現状。これ以上のオファーはいくら待ってもほかの球団から提示されることは無さそうなりが、一部では清原選手は「年内いっぱい考える」と長期戦を視野に入れているとも伝えられているだけに、オリックスのやきもきは続くことになりそうなり。オリックスがへそを曲げないうちに、ズバッと決めてしまったほうが良いような気がするなりが……。ヤクルトとオリックスの動向に注目なりね。

☆これまでの清原和博内野手をめぐる動き
08月13日 出場選手登録を抹消される。
08月31日 左ひざ半月板を手術。
09月26日 オリックスの仰木彬シニア・アドバイザーと極秘会談。
10月01日 巨人から自由契約発表。
10月01日 楽天の野村克也監督が「必要ない」発言、事実上獲得から撤退。
10月08日 サンケイスポーツが「阪神入り熱望」と報道。
10月13日 オリックスの中村勝広監督と会談。
11月02日 スポーツニッポンが「ヤクルトに獲得を打診」と報道。

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