手軽さの代償、コンタクトレンズによる眼障害が年々増加。

2005/10/31 14:31 Written by コ○助

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気が付けば、コ○助はコンタクトレンズ歴はもう12年。当初は自分で洗浄や煮沸消毒を毎日する必要がある、ごくごくオーソドックスなコンタクトレンズを使用していたなりが、こすり洗いをする際にレンズを破ること数度、毎日洗浄しているのに徐々に黄ばんできたことも数度。説明書や医師の指導に従って適切な処置をしていたはずなのに、どうにもコ○助にはオーソドックスなコンタクトレンズは合わなかったなりね。そのため、コンタクトを装着し始めてから2年も経たないうちに、当時はまだ高価だった1日使い捨てタイプのコンタクトレンズにスイッチ。以降は外したら捨てるだけの1日使い捨てタイプを手放すことができず、10年来このタイプを使用し続けているなりよ。

よく言われることではあるなりが、眼の健康を考えるのであれば、1日使い捨てタイプが一番。毎日新しいコンタクトレンズを装着するのでレンズに雑菌が繁殖することもないし、30日分なら30枚といった具合にストックがたくさんあるので、万が一レンズに異常があってもすぐにポイッと捨てられる気楽さが良いなりよ。幸い、コ○助は1日使い捨てタイプに切り替えてからの10年間で眼に異常を来したことはなし。もしオーソドックスなコンタクトレンズを使い続けていたら、きっと何らかのトラブルを抱えていた自信があるなり。だって、真面目に洗浄していてもレンズが黄ばみ始めていたほどなりからね(笑)。昔はまだレンズの質が良くなかったということもあるとは思うなりが……。

しかしながら、最近はコンタクトレズの価格が下がり、一般的になったことも手伝って眼障害を抱える患者が年々増加傾向にあるようなりよ。まあユーザーが増えればその割合が増えるのは不思議なことでは無いなりが、日本眼科医会の調査によると、「アレルギー性結膜炎や角膜表面に細かい傷がつく点状表層角膜症などを発症した患者は、全国で約150万人(平成14年度)に上り、使用者の10人に1人が何らかの眼障害を発症していることになる」(産経新聞)というなり。

こうした眼障害の原因となるのは、コンタクトレンズを装着したまま就寝してしまったり、レンズの汚れや洗浄が不十分なまま装着を続けたり、長時間装着し続けることで眼に酸素が不足したり、といったこと。いずれも「そりゃ眼に悪いだろう」と誰でも分かりそうなものなりが、そんな基本的なことが守れずに眼障害を引き起こしている人が後を絶たないようなりよ。確かに日々のことなのでコンタクトレンズの扱いが面倒臭く感じることがあるのは理解できるなりが、眼は替えがきかないなりからね。大事に、大事にしていかないと。そういう人こそ、1日使い捨てタイプのコンタクトレンズを使うべきなり。それだけで装着したまま就寝することもなく(外してポイッと捨ててしまえば良い)、洗浄が不十分ということもなく(洗浄しなくて良い)。オーソドックスなコンタクトレンズや1週間&2週間使い捨てタイプに比べれば割高ではあるなりが、それだけのメリットはあるとコ○助は確信しているなり。

最近はインターネット通販で医師の処方箋なしでコンタクトレンズを購入する人も増えているようなりが、眼を大切に思うならば、ちゃんとした眼科で処方箋を出してもらった上で、信頼の置けるお店で購入して下さいませ。もしくは、せめて定期検診を。

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