名物予備校講師だった「金ピカ先生」こと佐藤忠志氏は今。

2005/10/30 20:56 Written by コ○助

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コ○助が受験勉強をしていた中学、高校生の頃は、時代で言えば1990年代の前半から中盤。その頃にはすでに予備校の「名物講師」として、テレビや雑誌で有名だった「金ピカ先生」なりが、そう言われてみれば最近はめっきり名前を聞かなくなったなりよね。代々木ゼミナールの講師時代には教室から人が溢れんばかりの人気ぶりでなかなか授業を取ることができず、東進ハイスクールに移籍は「古文のマドンナ」こと荻野文子氏と並び看板講師の一人として前面に押し出されるなど、まさに1990年代の受験ブームを駆け抜けた名物講師だったなりよね。

ただ、独特なセンスのスーツ姿やアクセサリーの数々から、常に教育者としての評価は賛否が分かれた存在でもあるなり。コ○助は東進ハイスクールに一時通っていた時期があったものの、その風貌にやや抵抗を覚えてしまったコ○助は残念ながら一度も講義を受けることが無かったなりが、当時の予備校仲間に言わせると「講義の内容はしっかりしていた」のだとか。まああれだけ人気を集めた講師なりからね。当然、見た目のインパクトだけでなく、講義の内容も評価に値するものだったに違いないなり。今となってはもう二度と受験をすることも無いだろうし、一度くらいは話のタネに講義を受けておくべきだったなりねぇ。

そんな「金ピカ先生」が今は何をしているのか。本人に直撃したインタビューがゲンダイに出ているなりよ。4年前の参議院選挙に出馬して落選したところまではうっすらと記憶にあるなりが、近況については全く知らなかったので、どのような活動をしているのかを含めて少し見ておくことにするなり。

「この前の衆議院選挙でも自民党からお話をいただきました。でも、今はある大手企業と共同で新商品の開発をやっていましてね。どうにも動きがとれず、辞退したんです」
「予備校の講師時代は年収2億円稼いだこともありました。それに比べると、今はその3分の1、いや4分の1かな」
「(拓殖大学での)客員教授としては年に数回、『世界の中の日本』というテーマなどで講義をする程度、大学へ頻繁に足を運ぶわけではありません」
「今もアクターズプロモーションという芸能プロダクションに所属し、俳優も続けています。ただ、くるのはヤクザの役ばかりで、この間も事務所が断ったらしくて……。ホームドラマでモノ分かりのいい親父役なんか、きませんかね」

現在はすでに予備校講師の仕事は一切していないようで、拓殖大学の客員教授として籍を置きながら、大学での講義のほかに系列の付属校などで専門分野の英語の講義を行うのがメインの仕事のようなり。予備校講師時代にも映画やドラマ、Vシネマに出演した経験を持つなりが、今でもなお俳優としての仕事も続けているようなりよ。あまりお見かけしたことは無いなりが、ちゃんと芸能事務所に所属していたなりね。ちなみに所属するアクターズプロモーションは、竜雷太、左とん平、あおい輝彦、勝野洋、沢田亜矢子、吉本多香美らが所属する、それなりに大きな事務所なり。

このインタビューの話ぶりだと、将来的にタイミングさえ合えば、まだ政界に進出する意欲もある様子。まだ老け込む年齢(54歳)ではないし、いずれ再び表舞台に戻ってくるかもしれないなりね。とりあえず、元気そうで何よりなり。

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