ウィルコムに聞く、スマートフォン「W-ZERO3」の魅力。

2005/10/27 16:14 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


20日に発表されるやいなや、そのスペックや秀逸なコンセプトにモバイルユーザーから歓喜の声が上がったウィルコムのシャープ製スマートフォン「W-ZERO3」。コ○助も発表会の場に居合わせ、開発にあたったウィルコム、シャープ、マイクロソフトの本気度を肌で感じてきたなりよ。会場に展示されていた実機にも少し触ってみたなりが、スライド式のキーボード、「Windows Mobile 5.0 for Pocket PC」のインターフェース、PXA270プロセッサ 416MHzによる軽快な動作などなど、見た目や操作感はPDAそのものながら、「ついにPHSもここまで来たか」と感動を覚えないわけにはいかなかったなりね。現在東京ビッグサイトで開催されている「WPC EXPO 2005」のブースも大盛況のようで、「日本初のスマートフォン」に対する関心の高さがうかがえるなり。

そんな「W-ZERO3」の魅力について、ウィルコムの常務執行役員の土橋匡氏と、企画・開発を担当した営業開発部の須永康弘氏が大いに語ったインタビューがASCII24に出ているなり。少し前の記事なりが、興味深い内容なので少し見ておくことにするなりね。

「従来の音声端末スタイルではなくて、“第3のコミュニケーションツール”をシャープさんと一緒に模索したんです 」
「(キーボードは)“飾り”のキーボードでなくて本当に使ってほしかったから、配列から押し心地からこだわっています」
「何といっても今回は、シャープさんが凄かった。神がかっていた」
「W-ZERO3のリリースを急いだのは、早く存在を明らかにしてじっくり検討してもらえればという配慮もあります。発売1.5ヵ月前の発表会というのは時期としてはどうかという議論もありますが、ユーザーには“WPC EXPO 2005”などで実際に触れていい意味で悩んでほしいです」

ウィルコムの両氏が認めるように、この「W-ZERO3」の出来の良さはシャープのファインプレーによるところが大きかったようなりよ。ウィルコムの要求に対して、「期待を超える回答」を出してきたシャープに対しては「神がかっていた」と最大級の賛辞を贈っているなりね。いかに新製品に自信があろうとも、なかなかここまでの言葉は出てこないものなりが、それだけウィルコムにとっても会心の端末に仕上がっていると言えそうなり。

年末にかけて、ウィルコムからは新端末が続々と登場するなりが、音声端末はフルブラウザを搭載した「WX310K」(京セラ製)、「WX310SA」(三洋電機製)、「WX310J」(日本無線製)はいずれ劣らぬ魅力を持った端末だし、PHSのモジュールを抜き差しすることで「端末の着せ替え」が可能なW-SIM(ウィルコムシム)対応端末「WS001 TT」も新しいコンセプトの端末だけに興味をそそられるなりよね。それに加えて強烈な魅力を放つ「W-ZERO3」が登場。「音声端末がなかなか出ないのが不満」と言われ続けてきた今までのウィルコムからは想像もできなかったような充実のラインアップとなっているだけに、本当にどれを買えば良いのか迷ってしまう人が続出しそうなり。

複数回線を契約していろいろな端末を試すのも面白いなりが、ウィルコムユーザーの皆さんはどの端末の購入計画を立てているなりか? コ○助は「W-ZERO3」と「WX310SA」のどちらにしようか悩んでいるなりよ。果たして結論を出せるのかどうか……(笑)。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.