「画面傷つきやすい」米でiPod nanoユーザーが集団訴訟。

2005/10/26 11:14 Written by Maki K Wall@駐米特派員

このエントリーをはてなブックマークに追加


iPod nano といえば以前「メリケンな日常」でも書いた通りウォール真木にとっては元凶のアイテム。詳しくは「他人のサイン」、および「やっと届く」をご覧いただくとして、配達中に行方不明になってしまった nano を取り戻すため、数週間本当にいろいろと振り回されたワタクシ……。

何はともあれ、すったもんだの末に届いた nano は、その後無事に友人の手元に。しかしさらに数週間後、今度はビデオ再生が出来るというiPod発売のニュースが飛び込んできました。それを聞いてせっかく手にしたばかりのブツを手に、友人が叫んだとか叫ばなかったとか(笑)。

やっぱりいろんな意味で元凶?……まさかね(爆)。

ところがですよ。この nano のユーザーの間では、早くから「画面にキズが付きやすい」と囁かれていました。なんでも、テーブルなどに置いただけで表面が曇ってしまうほどだとかで、従来のiPodに比べて樹脂の強度が問題視されていたようです。

そんなトラブルを抱える Nano 使用者が後を絶たなかったワケですが、とうとうアメリカのワシントン州では、ユーザーを代表した法律事務所が、製造元のアップル社に対して「キズが付きやすいのは設計ミスであり、それを知りつつ銅製品を発売したのは違法である」として、集団訴訟を起こしたというのです。

まぁ、大手企業に対して集団訴訟を起こし、それに対して報酬を受取るというのは、アメリカの法律事務所としては一般的な仕事。今回も製品の欠陥がユーザーの間で話題になっていたケースだったので、ありえる話ですなぁ。今後この裁判がどうなるのか、見物です。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.