この秋のサプライズ第3弾として、ニューヨークで開催される「PhotoPlus Expo 2005」でのイベントの招待状がマスコミ向けに送付されたという
話題を先日お伝えしたなりが、19日（日本時間20日）にこのイベントが行われ、噂通りの新しい「Power Mac G5」と「PowerBook G4」が発表されたなりね。来年6月頃の投入が予定されているIntel製のチップを採用した「Intel Mac」の登場まではそれほど大きなモデルチェンジは無いとの見方が大勢を占めているなりが、今回発表された「Power Mac G5」と「PowerBook G4」も、現行機種のマイナーバーチェンジ程度に留められているなりよ。
それでは発表された「Power Mac G5」のスペックと特徴を簡単にまとめておくなりね。共通の特徴としては、メモリが最大16GBまで、HDDは500GB×2基（1TB）まで拡張可能なこと、OSがMac OS X v10.4 Tigerが搭載されていることなどが挙げられるなり。
［Power Mac G5 Quad 2.5GHz］
・CPUはDual-core 2.5GHz PowerPC G5プロセッサ×2基。
・メモリは512MBの533MHz DDR2 SDRAM （PC2-4200）。
・HDDは250GB（Serial ATA）。
・16倍速のSuperDrive搭載（DVD+R DL対応）。
・NVIDIA GeForce 6600 256MB of GDDR SDRAMを搭載。
・価格は399,800円（アップルストア価格）。
［Power Mac G5 Dual 2.3GHz］
・CPUはDual-core 2.3GHz PowerPC G5プロセッサ。
・メモリは512MBの533MHz DDR2 SDRAM （PC2-4200）。
・HDDは250GB（Serial ATA）。
・16倍速のSuperDrive搭載（DVD+R DL対応）。
・NVIDIA GeForce 6600 256MB of GDDR SDRAMを搭載。
・価格は299,800円（アップルストア価格）。
［Power Mac G5 Dual 2.0GHz］
・CPUはDual-core 2GHz PowerPC G5プロセッサ。
・メモリは512MBの533MHz DDR2 SDRAM （PC2-4200）。
・HDDは160GB（Serial ATA）。
・16倍速のSuperDrive搭載（DVD+R DL対応）。
・NVIDIA GeForce 6600 LE 128MB GDDR SDRAMを搭載。
・価格は244,800円（アップルストア価格）。
一方の「PowerBook G4」のスペックと特徴も簡単にまとめておくなりね。
［PowerBook G4 17-inch 1.67GHz］
・液晶の解像度が1,680×1,050ドットにアップ。
・バッテリ駆動時間が5.5時間にアップ。
・CPUは1.67GHz PowerPC G4プロセッサ。
・メモリは512MB（PC2-4200 DDR）。
・HDDは120GB 5400rpm。
・8倍速のSuperDriveを搭載（DVD+R DL対応）。
・ATI Mobility Radeon 9700（128MB）を搭載。
・バックライトキーボードあり。
・重量は3.1kg。
・価格は299,800円（アップルストア価格）。
［PowerBook G4 15-inch 1.67GHz］
・液晶の解像度が1,440×960ドットにアップ。
・CPUは1.67GHz PowerPC G4プロセッサ。
・メモリは512MB（PC2-4200 DDR）。
・HDDは80GB 5400rpm。
・8倍速のSuperDriveを搭載（DVD+R DL対応）。
・ATI Mobility Radeon 9700（128MB）を搭載。
・バッテリ駆動時間は5.5時間。
・バックライトキーボードあり。
・重量は2.5kg。
・価格は244,800円（アップルストア価格）。
［PowerBook G4 12-inch 1.5GHz］
・CPUは1.5GHz PowerPC G4プロセッサ。
・メモリは512MB（PC2700 DDR）。
・HDDは80GB 5400rpm。
・8倍速のSuperDriveを搭載（DVD+R DL非対応）。
・NVIDIA GeForce FX Go5200（64MB）を搭載。
・バッテリ駆動時間は5時間。
・バックライトキーボードなし。
・重量は2.1kg。
・価格は184,800円（アップルストア価格）。
それほど目立った機能強化は見られないなりが、液晶の解像度がグッと上がったのは良いなりね。あとは旧機種に比べると、各モデル1〜2万円程度の実質値下げとなっているのは、これから購入を検討しているユーザーには嬉しいところなり。
「iPod」の好調な売れ行きによる恩恵が、思ったよりもMac本体に波及していないとの指摘もあるなりが、デザイン、機能ともに完成の域に到達した感のある今回の新機種はなかなかのもの。Macの世界に興味がある人は、ぜひチェックしてみて下さいなり。
