マクドナルド、新メニュー「えびフィレオ」を期間限定販売。

2005/10/15 12:19 Written by コ○助

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ロッテリアが100号店オープンに合わせて開発、「エビバーガー」の販売をスタートさせたのは1977年のこと。日本人が「ご馳走として思い浮かべる食べ物」のひとつである「エビフライ」を何とか日本発のハンバーガーにできないかと、苦心の末に開発されたメニューだったなり。当初はボリューム感を出すために小エビのむき身に魚の白身を合わせるなど、ややエビフライとは近くて遠いエビカツが使われていたなりが、30年近くの時を経て改良が重ねられ、今ではブラックタイガーがゴロゴロと入った立派なエビカツに進化しているなりよね。

こうして世に送り出されたエビを使ったハンバーガーは、大手ファストフードチェーンではモスバーガーが「海老カツバーガー」、ファーストキッチンが「特撰・海老かつサンド」「シュリンプサンド」を提供しているほか、中小のファストフードでもたまに見かけることがあり、また、冷凍食品でも販売されているなど、広く浸透しているなりよね。もともとエビが大好きな日本人なので受け入れられる土壌があったとはいえ、こんなに一般的なものになるとは、ロッテリアも開発当時は全く予想していなかったかもしれないなり。

さて、そんなえびを使ったハンバーガーなりが、不振にあえぐマクドナルドも、ついに重い腰を上げてこの分野に参入することになったなりよ。10月28日から期間限定で販売される「えびフィレオ」(270円)がそれ。プレスリリースには「特製のえびポーションには、えびのむき身がたっぷり入り、最初の一口から最後まで、"えび"そのものの味・プリプリ感をお楽しみいただけます」とあり、とにかくエビがゴロゴロとしているのがウリの、全く新しいメニューだと豪語しているなりね。写真を見る限りでは、なるほど。確かにエビがふんだんに使われているようで美味しそう。マクドナルドにしては頑張っている印象を受けるメニューなり。東京・お台場では地域限定で先行発売されていたようなりが、ブログなどの報告を見ると評判は上々の様子。少しは期待できそうなりか。

ちなみに、マクドナルドは韓国で「セウバーガー」という名前でエビバーガーを販売していたという情報があるなり。ただ、これはエビのすり身をパテにして揚げたものをバンズで挟んだエビバーガー。今回発表された「えびフィレオ」はむき身のエビをそのまま使っているので味や食感がまるで違うだろうし、異なるメニューと考えて良さそうなりね。

「えびフィレオ」は当初は期間限定販売なりが、消費者の反応が良ければ、レギュラーメニュー化も検討しているのだとか。どんなバーガーに仕上がっているのか、まずはお試しあれ。

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